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<title>こさっぺのなんでも小話</title>
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<description>小説と、絵や音楽など芸術の感想文、銀行広報ＯＬの日常を描いた、こさっぺワールドへようこそ</description>
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<title>河童の王子様</title>
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<description>　脳天にはシャンデリアの明かりがきらめいていた。 　クラシック音楽が軽やかに鳴り...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　脳天にはシャンデリアの明かりがきらめいていた。&lt;br /&gt;　クラシック音楽が軽やかに鳴り響くホールに、派手なドレスを着たマダームたちが、高笑いをしながら歩いている。パーティーに参加する全員が、豪勢な帽子を頭にのせている様子は、まるで仮面舞踏会ならぬ、帽子舞踏会だ。&lt;br /&gt;　僕はコツ、コツ――と、靴のかかとを鳴らして歩く。&lt;br /&gt;　白く連なるテーブルの上では、宝石のように輝く色とりどりの酒と、高級なフランス料理が、芳香を放っている。&lt;br /&gt;　僕はゆるやかなターンを描いて、テーブルや柱の間をすり抜けていく。&lt;br /&gt;　社交的な笑顔、ざわめき、かん高い会話が、耳の中でこだまする。&lt;br /&gt;　足を速める。にわかに気がはやって、息が弾む。そして優雅に、ホールの中央へ踊り出た。&lt;br /&gt;「踊りませんか？　マドモアゼル」&lt;br /&gt;　指をいっぱいに開いて、僕は魅惑的に笑い、可愛い彼女の前で、カッコよくポーズをキメた。&lt;br /&gt;　　　　　　　　　　＊＊＊&lt;br /&gt;「ふふふっ」&lt;br /&gt;「ぷっ……くくく」&lt;br /&gt;　オフィスの片隅にある、熱帯魚の水槽の裏から、笑い声が漏れていた。そわそわと身を寄せ合って、小声で話しているのは、派遣の女子社員、二名だ。&lt;br /&gt;「見て、カッパ様の机、また新しいフィギュア増えてる～！」&lt;br /&gt;「うわ～、キモ～い。本っ当にありえないですよね」&lt;br /&gt;「顔はまだキレイなのに、なんであんなにダサい格好なのかしら」&lt;br /&gt;「彼は人間じゃないんですよ、カッパ様、ですから」&lt;br /&gt;　全部、聞こえてるぞ……。&lt;br /&gt;　僕は昨日撮ってきた写真を、パソコンソフト「フォトショップ」で加工しながら、話し声を環境音として聞いていた。春の午後、あたたかい日光が差し込む。&lt;br /&gt;　ここは新宿にある、株式会社デンイチの自社ビル、三六階の、クリエイティブ課のフロアである。依頼されたイベントの写真を撮ってきて、広告用に美麗な加工をするのが、僕の仕事だ。&lt;br /&gt;　メガネ越しに画面を見ながら、目を細める。吐息が笑いとなって溢れてくる。頭は今、毛のない頭皮を天に円（まる）くさらして、側面から生えた髪を肩までストレートに垂らしている。つまり、カッパのような髪型をしている。&lt;br /&gt;　言っておくが僕の名前はカッパ様ではない、河原優児（かわらゆうじ）だ。二六歳、慶応義塾大学を卒業後、写真で賞を獲って、大手広告代理店デンイチの専属カメラマンになった。&lt;br /&gt;　高校の頃まで、野球部で坊主頭をしていて、頭に毛が生えたことはなかった。大学に入って、髪を伸ばしても、頭頂には生えてこなかった。&lt;br /&gt;　でも、カツラなんかするものか。ハゲじゃない、これは髪型なんだ！&lt;br /&gt;　机の上には、無数の多種多彩なカッパフィギュアが、こぼれんばかりに並んでいる。そうさ、僕はカッパを愛している。&lt;br /&gt;　カッパの捕獲免許も持っていて、学生の頃から、カッパの伝説を求めて日本全国を旅してきた。本物の生きたカッパに、はっきりと遭遇したことは、まだない。だが、沼のカッパ（らしきもの）を激写した写真を、コレクションにしている。あとは、思い立ってふらりと富士山に登り、日の出を撮ったりするのが、僕の趣味だ。&lt;br /&gt;　そんな、カッパを含む幻想的な写真が、一流の賞に、会社に、選ばれたのだ。&lt;br /&gt;　ふいに、女たちのクスクス笑いが、転がるように移動した。こっちを変態動物か、ヘンなおじさんでも見るようにして、いい年こいて乙女走りで逃げて行く。&lt;br /&gt;　フン……。&lt;br /&gt;　会社では、もういい。諦めている。僕が追い求めるのは、写真のような刹那の美さ。瞬間の美を高めるためには、日常の妥協も必要だ。ここは沼の中のようなもんだ。あいつら女子社員は、水中の魚か、トンボの幼虫か、何かだ。&lt;br /&gt;　そんなことより、昨日のパーティーで出会った女の子だ。イタリアの高級帽子ブランドの、日本進出パーティーで出会った、日上春香サン。デザイナーの日本人友人の娘で、二三歳の、お嬢様らしい。昨夜、華麗に彼女の手をとって、ダンスに誘いだした僕は、デートの約束をとりつけたのさ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　会社の帰り道、僕は地下街の帽子屋で、真剣な試着を繰り返していた。回った店はもう八件目。高級店から露店の投げ売りまで、どこに僕を美しく見せる帽子があるかわからない。フォックスの毛皮の帽子をかぶって、鏡の前で紳士的に微笑んだ。コンタクトを入れて、髪先をワックスでカールさせた僕は、華やぐ目鼻立ちが匂い立つような、美貌の男だった。いかに自分がカッコよく見えるかは、角度、笑い方まで研究済みだ。&lt;br /&gt;　それもこれも、女の子とのデートのためさ。自慢だが、これで何人もの女の子をゲットしている。&lt;br /&gt;　言っちゃなんだが、僕って結構イケてる男（メンズ）だと思うんだ。顔はイケメンだし、元慶応ボーイで頭もいい、大手広告代理店のカメラマンで、収入もある。女はいやでも寄ってきて、引く手数多だ。現代に生きる光源氏ってところかな。僕は愛の狩人なのさ。&lt;br /&gt;　だからこそ、髪型が、カッパヘアだとバレないために、並々ならぬ努力をしている。会社では、新人飲み会の時にすでにバレてしまった。でも女の子の前では、今まで帽子がとれそうな、数々のピンチを乗り越えてきたんだ。&lt;br /&gt;　デートでドライブなどはしない。帽子のかぶりにくいシチュエーションは、何としても避ける。女性とはその場限りの関係と割り切り、それ以上の約束はしない。ふっふっふ。デートをして、髪型がバレないまま、暗闇でベッドインするのが、僕の狙いさ。&lt;br /&gt;　何回か会ったらボロが出る。できれば一回。会っても三回までにキメて、速やかに逃げなければ……だって……&lt;br /&gt;　怖いんだ。もし女たちが本当の僕の頭を見たら？　彼女たちが愛するのは、僕の見た目や地位だけで、本当の僕は愛されないんじゃないか。いい女とたくさんデートできるのに、一人の女と真剣に向き合うなんて、そんな怖ろしいことはできない。いや、本当は……&lt;br /&gt;　求めているんだ。本当の僕を愛してくれる人を。今度こそわかってくれる人が、いるんじゃないかって、捜し求めてる。やり方がまずいのはわかってる。だから求めるほどに寂しく、孤独になる。僕は弱さを晒せない。ただ怖くて、逃げているんだ、僕は……。&lt;br /&gt;　でも！　女に突撃するこの本能は、抑えてはいけないと思うんだ。女の子たちが僕を求め、僕が女の子を欲する限りは！　僕は当日のデートの計算に、頭をスパークさせた。そう、君もゲットしてあげるよ、春香サン……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　デート当日。僕は外国製の軍用ベレー帽に、黒のロングコートを着て、その場に立ちつくした。&lt;br /&gt;　うららかな春の日差しの中、風に舞い散る桜が美しい、郊外の高原――いや、ここは高山だ。&lt;br /&gt;　彼女が「つり橋の上から桜を見たい」なんて言ったから！　くそう、これでは〝暗闇でベッドイン″ができないじゃないかっ！&lt;br /&gt;　僕は横目で彼女の様子をうかがった。隣にいるのは、わたあめか天使みたいに可愛い女の子、春香サンだ。&lt;br /&gt;　ウェーブがかった毛量の多い髪と、桜色のスカートを揺らして、軽やかに歩いている。夢見るような瞳は、虹色の光を含むように澄んで、滑らかそうな肌の上にのった頬と唇は、淡く色づいている。&lt;br /&gt;　まあ……帽子をかぶれるシチュエーションではあるし、新しくできたとかいうつり橋で、〝つり橋理論″（つり橋の上で怖くてドキドキしたら、恋のドキドキと勘違いするという錯覚を利用した、小ずるい理論）を試せるかもしれないという妄想にハマッて、ついＯＫしてしまった。&lt;br /&gt;　仕方ない、作戦変更だ。暗くなったら繁みの中にinするか、「迷っちゃったねー」とか言いながら下山して、そこらのホテルに入るか……。&lt;br /&gt;　僕は、去年の十二月に買った、『デートぴあ　ラブホ特集』号を必死にめくりつつ、彼女の後ろから、野道に沿って歩いた。&lt;br /&gt;「あっ、ここよ、河原さん！」&lt;br /&gt;　ふと顔を上げると、そこには……&lt;br /&gt;　断崖絶壁から、ひゅるりと一本のロープが、何百メートルも向こうの崖に繋がっていた。&lt;br /&gt;　僕は、手に持っていたデートぴあを、地面にぼそりと落とした。&lt;br /&gt;「幻の桜源郷につながってるって言う、伝説のつり橋を復元したものなんですって。私、こういうの大好き！」&lt;br /&gt;　いや、これはつり橋ではない。どう見ても、一本のロープに、手すり用の紐が左右についただけだ。巨大アスレチックか、サバイバルゲームなんかに出てくるような……&lt;br /&gt;「渡りましょ」&lt;br /&gt;「わあっ！」&lt;br /&gt;　強引に手を引かれて、ロープの上でつんのめった。ぐわん、と眼前に、はるか下の渓谷と、川の激流が迫ってきた。そうだ、僕は高いところが苦手だったんだ！　紐がきしんで大きく揺れる。何という風だ！　帽子が飛びそうなのを、必死に押さえる。&lt;br /&gt;「うふふ、捕まえてごらんなさ～い、なんちゃって♪」&lt;br /&gt;　春香サンは、楽しそうに片足飛びで進んでいく。僕は、腹の底から情けない絶叫を上げて、跳ね回るロープにしがみついた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その後も、僕は人生最大のピンチに襲われ続けた。&lt;br /&gt;　春香サンが、あの枝を折って鉢植えにしたいと言うので、颯爽と木の上に登ったら、帽子が枝に引っかかり、身動きが取れなくなった。&lt;br /&gt;　道ばたに腰かけて、二人で桜ソフトクリームを食べていたら、ぼたりと帽子の上に落とされた。（一万六八〇〇円の帽子にっ！）&lt;br /&gt;　やっと濡れタオルで拭きとれたと思ったら、バニラの香りを嗅ぎつけた巨大な雑種犬に、野原を追い回された。&lt;br /&gt;　春香サンは、涼やかな水流が、絶えず音を奏でるように、笑い続けていた。野原にスカートを広げて座り、しなるように体を反って、空気を吸い込む。&lt;br /&gt;「ここは古くは、神の山だったのですって。精霊のにおいがするわ。私、古い言い伝えとか、悠久のものが好きなの」&lt;br /&gt;「そ、そう、なん、だ……」&lt;br /&gt;　僕はへろへろと隣に座り込んだ。これはわざとなのか？　僕に何か恨みでもあるのか？&lt;br /&gt;「実在するものじゃつまらないわ。私、ありえないものを、追い求めてるの」&lt;br /&gt;　というか、この女も相当変わってるぞ。ここは早いこと逃げた方がいいんじゃ……&lt;br /&gt;「さ、お昼にしましょ」&lt;br /&gt;　後ろに腰をひねって、ゴソゴソとかご型バッグの中をまさぐり、重箱を取り出した。フタが開くと、顔を出したのは、タコさんウインナーや、ウサギさんりんごの入った、可愛らしいお弁当だった。そしてその一角に、カッパ巻きが敷き詰められていた。&lt;br /&gt;　おおっ、カッパ巻き！&lt;br /&gt;　僕は我を忘れて、凄まじい勢いで手を突き出した。その瞬間――&lt;br /&gt;　ふわああっと、春の嵐が巻きおこった。&lt;br /&gt;　頭が持ち上がる感覚。頭皮に空気が舞いこんできた。叫ぶ間もなく、帽子は円盤となって、大空に吹き上がった。&lt;br /&gt;　僕は澄みきった青空を、絶望的に見上げた。足は自然に野を駆け、帽子を追いかける。全てがスローモーションに見える中、生まれてから今までのことが、走馬灯のように、頭の中に流れ出した。&lt;br /&gt;　小学生の頃、友達と一緒に、夕日の中で野球をしたこと。中学生の頃、学年テストで一番をとって、母さんに坊主頭をなでられたこと。入社したての頃、新人飲み会で、リーゼントで上に盛り固めていた左右の髪が、分かれて直立してしまったこと。その時からみんなに笑いものにされたこと。&lt;br /&gt;　ボールを持って立ちすくむ子供も、散歩中の犬も、僕の頭頂を見ている。情けない、裸のままの、弱い僕を。&lt;br /&gt;　嫌だ、怖い、怖い！　これを見られるのが嫌で、ずっと逃げてきたのに！&lt;br /&gt;　やがて、帽子はかたわらの小川に、頼りなく落下した。そのままゆるやかに流されていく。体が機能を失ってがくりと落ち、草の上に手をついた。僕は泳げないんだ。カッパの川流れ……という言葉が、頭にぼんやり浮かぶ。僕はただ切なく、川の向こうに消えゆく帽子を見つめた。&lt;br /&gt;&amp;nbsp; 頭上から、鈴が風に転がるような、笑い声が降ってきた。見上げると、春香サンが手を口元に当てて、穏やかな風情で笑っている。&lt;br /&gt;「それでずっと帽子がとれないか気にしてたのね」&lt;br /&gt;&amp;nbsp; ああ、笑われている。僕はもうだめだ。&lt;br /&gt;「男の価値は髪の多さじゃないわ」&lt;br /&gt;　え……。僕は目を見開いて彼女を凝視した。&lt;br /&gt;　この子は何を言っているんだ？&lt;br /&gt;「どうせいつかハゲるのよ。若ハゲか、オジサンになってからか、おじいさんになってからか、それか死んだら、全部灰になって消えるのよ。だからもういいじゃない」&lt;br /&gt;　彼女の笑顔は、もちろんハッとするほど可愛くて、木漏れ日のようにあたたかで、やさしさと愛らしさで、とろけてしまいそうだった。&lt;br /&gt;「中身がステキな人なら、そんなの、毛ほどの価値もないわ、なんてね♪」&lt;br /&gt;　そう言って彼女はまた鈴が歌うように笑った。僕は魂が吸い上げられたように、目を放せない。春香さんの声が僕の全身を震わすのが、とても心地よかった。胸のしこりをさらさら流していく、清流のような笑い声だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　僕たちは手をつないで、山を下りた。帽子がなくなって、頭は丸出しだ。でも手をつないだまま、山中を連れ回された。周りを歩いている他の観光客たちに見られても、何も怖くなかった。僕はカッパ趣味のことや、全国に写真の旅に出ることなどを、たくさん話した。幻の生物であるカッパを追い求めることに、春香さんは驚くほど共感してくれた。隣でずっとあいづちを打って、にこやかに聞いてくれた。とても楽しかった。&lt;br /&gt;　帰り道、つり橋の上で手を引かれながら、僕は不思議と静かな気持ちになった。&lt;br /&gt;　そうか、人にやさしくされるのって、こんなに気持ちいいものなのか。&lt;br /&gt;　僕は今まで、何を求めていたんだっけ？　奪うために、損をしないために、計算をしていた。怖がって、怒って、欲を満たそうとビクビクしていた。飲んでも飲んでも喉をカラカラに焼く水を、飲み続けるみたいに。&lt;br /&gt;　でも、この胸のうるおいはどうだろう。たった一滴で、全身の力が抜けて、甘い蜜を含む花々が、辺りにまで満ち溢れてくるみたいだ。全てが自由に、解放されていく。何だって、できそうな気がする。&lt;br /&gt;　つながれた温かい手を見つめた。&lt;br /&gt;　ああ、僕も、人にやさしくしたいなあ。できれば、この子に……&lt;br /&gt;「きゃあっ！」&lt;br /&gt;　その時ずるりと、彼女の足元が滑った。足の下にあるのは、行きしに僕が橋の前で落とした、あの『ラブホ特集』号だった。ヤバい！&lt;br /&gt;　勢いで手が離れる。春香さんは橋からの着地点で、見事に地面を滑って転び、ど派手に倒れた。&lt;br /&gt;　そこへ……&lt;br /&gt;「大丈夫かな？　お嬢さん」&lt;br /&gt;　手を差し伸べたのは、和服姿の老人だった。その姿の中で、問題なのは、頭だった。&lt;br /&gt;　白い絹のような髪が、サラリと風に舞う。頭の側面から足のくるぶしまで伸びる、長い髪だ。そして、頭部は天に向かって半円をえがくように、不毛のつるつるとした肌が、太陽を受けて光り輝いていた。まぶしく反射するそのさまは、まるで天使の輪が、天空に向かって昇りゆくような神々しさだった。&lt;br /&gt;　手を差し伸べる姿はどこか品があり、やわらかく、紳士的な物腰だ。微笑みは海のように穏やかで、ただ静かに彼女を見つめる目は、思慮深い知性をたたえている。顔には皺を深くきざんではいるが、昔は相当の美丈夫だったことが窺い知れる、男らしく整った形だ。&lt;br /&gt;　手が離れてしまった僕は、体が急に空中浮遊の恐怖を思い出してすくみ上がり、橋の上で、その場から動けなくなってしまった。眼下の深い渓谷に、脳がぐらぐら揺れている。&lt;br /&gt;　春香さんは、ぽうっとした目で老紳士を見つめ、ふわふわ漂う手をのせた。&lt;br /&gt;「亀……仙……人……さま」&lt;br /&gt;　があんと頭を突かれ、足元に広がる谷底に落ちていく気がした。&lt;br /&gt;　春香さんは手を引かれてすっくと起き上がる。そして、後方の僕を無機質に振り返った。&lt;br /&gt;「ごめんなさい、河原さん。あなたのカッパルックも捨てがたいけど、私、この方の仙術にかかってしまったの」&lt;br /&gt;　僕は硬直して、停止した脳をどうにか働かせようとした。&lt;br /&gt;「さ、行きましょ」&lt;br /&gt;　春香さんは腕をからませ、仙人の肩口に頭を無邪気に寄せて、歩いていく。&lt;br /&gt;　仙人は「ふぉっふぉっふぉっ」と陽気に笑う。&lt;br /&gt;　二人の影と、仙人の背おった大きな緑色のリュックが、みるみるうちに遠ざかっていった。&lt;br /&gt;　僕はちぎれそうに音をたてて軋む橋の上で、時を止めたまま、風に揺られていた。&lt;br /&gt;　橋の入口に落ちた『デートぴあ』のページがめくれ、野望の記憶がバラバラと風に舞うのを、ぼんやりと眺める。&lt;br /&gt;　そういえば、帽子がなくなってから、屋外に出ていて、今気づいた。&lt;br /&gt;　頭が、サムい……。&lt;br /&gt;　耳の横で、髪がひらひら揺れ、河童の沼泥シャンプーの香りを、爽やかにふりまいた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　　　　　　　　　　　　　―― 完&lt;br /&gt;　　　　　（四〇〇字詰め原稿用紙　二〇枚）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;久々の小説、自分のミッションで描きたいテーマ『帽子』を、小説教室提用に書きました。&lt;br /&gt;帽子を、「かぶるもの」としてだけじゃなく、「心の壁」としても書くことに挑戦。　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ようは、元気出せっ、このハゲッ！　て話です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;うちの上司にも、ちょうどイケメン若ハゲがいるんだけど、いつも、ここの部署の奴は全員ハゲや～、と言われて、カックリ&lt;img class=&quot;emoticon despair&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/despair.gif&quot; alt=&quot;despair&quot; /&gt;している。&lt;br /&gt;もういいじゃん、ハゲで。&lt;br /&gt;男の価値は髪の多さじゃない、中身だ！&lt;br /&gt;とこさっぺは再三言うんだけど、いや、髪の多さや！　と職場のじいちゃん達は言う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;実は私は小さい頃から、ハゲへの恐怖があった。&lt;br /&gt;それはもう、１０歳くらいの頃から、将来ハゲるのではないかと思い、降る雨は酸性雨だからと頭を過敏に守り、鏡で頭頂を見上げては地肌の出具合を確認し、社会人になったあかつきには、お金を貯めた２年目くらいに、リーブ２１に体験検査に行こうと本気で画策していた。&lt;br /&gt;私にとってハゲは他人事ではなく、身に迫る恐怖だったのだっ！&lt;br /&gt;けど、こないだ美容院に行って、担当のおにいさんに、おそるおそる&lt;br /&gt;「あの、私ハゲますかねえ…」&lt;br /&gt;と聞いてみたら、&lt;br /&gt;全っ然心配ない。髪多いし、すごく元気だよ、と言われて、長年の悩みが晴れてホッとし、俄然元気になってしまった。&lt;br /&gt;そんなわけで、ハゲには寛容というか、他人事とは思えない節がある。きっと前世はハゲオヤジだナ……。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;だからこそ、こういう話は今の自分、「若い女子」が書くことに意義があるかなって思って、書いてみた。&lt;br /&gt;あと、書くことは自分と向き合うことになるから、それからも逃げちゃいかんなと。&lt;br /&gt;カッパくんは私自身ですから。（自分のキャラは全部だけどさっ）&lt;br /&gt;あたしの中の「怖い男像」への断罪でもある。&lt;br /&gt;あたしは、小説を書くことは自分の恥部を切り売りすることだと思ってるんだけど、どうかしらん。&lt;br /&gt;最近また面白い作品にハマッてるから、それに触発されても書いてる。（その話はいずれまた……）&lt;br /&gt;人のいびつな成長とか、弱さも面白いじゃないか&lt;img class=&quot;emoticon gemini&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/gemini.gif&quot; alt=&quot;gemini&quot; /&gt;&lt;br /&gt;どんだけおもろく、笑かして、泣かして、人の心を突いて響かせて書けるか、ダナ。。。&lt;br /&gt;やっぱり作品作りは面白いね&lt;img class=&quot;emoticon happy01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/happy01.gif&quot; alt=&quot;happy01&quot; /&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>小説</dc:subject>

<dc:creator>こさっぺ</dc:creator>
<dc:date>2009-11-16T01:00:38+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-edfb.html">
<title>レズる。～女の子のヒ・ミ・ツ</title>
<link>http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-edfb.html</link>
<description>　いいですかレズっても。。 　最近、水樹奈々がすきだーー！だー　だー 　声優やっ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　いいですかレズっても。。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;最近、&lt;a href=&quot;http://www.youtube.com/watch?v=MmwEmivTTqI&amp;amp;feature=related&quot;&gt;水樹奈々&lt;/a&gt;がすきだーー！&lt;/span&gt;だー&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;　&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 0.8em;&quot;&gt;だー&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　声優やってて、かつ歌手（元演歌志望だったらしい）やってる、マルチなお方ですわ。&lt;br /&gt;　いや、よく知らないんだけどね？&lt;br /&gt;　でも友達に、&lt;br /&gt;「水樹奈々見てると、こさっぺを思い出す」&lt;br /&gt;　と、よく言われる。&lt;br /&gt;　で、考えてみると、&lt;br /&gt;（おお！そういえばあたしも、何となく好きだぞ!?　ＰＶでしか見たことないけど）&lt;br /&gt;　と実際思うのだ。&lt;br /&gt;　もうね、これはね、あたしが男だったら、&lt;span style=&quot;color: #ff0099;font-size: 1.2em;&quot;&gt;“恋してる状態”&lt;img class=&quot;emoticon heart04&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart04.gif&quot; alt=&quot;heart04&quot; /&gt;&lt;/span&gt;モノですよ。&lt;br /&gt;　前から、私の中には“男”が住まっていると、重々感じてきた。&lt;br /&gt;　かわいい女の子たちと遊んでると、ウヘヘ嬉しい、オッサンら羨ましいだろ～、と思うことは毎度のこと。&lt;br /&gt;　あたし前世オッサンだったんだろうなぁ～とよく思う。&lt;br /&gt;　しかし幸運なことに、今の私の外殻は、やらかいオッパイ付きの可憐な（？）女の子であるのだ。ラッキ～♪&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんなメンズこさっぺは、最近アノ人も好きである。&lt;br /&gt;　これまたアーティスト　&lt;span style=&quot;color: #ff00cc;font-size: 1.2em;&quot;&gt;ＬＡＤＹ　ＧＡＧＡ&lt;/span&gt;　！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Ｍステ出た時の→&lt;a href=&quot;http://www.youtube.com/watch?v=Pm4eB7vFR2M&quot;&gt;http://www.youtube.com/watch?v=Pm4eB7vFR2M&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;ＰＶ→&lt;a href=&quot;http://www.youtube.com/watch?v=EAoPJxTvZOQ&amp;amp;NR=1&quot;&gt;http://www.youtube.com/watch?v=EAoPJxTvZOQ&amp;amp;NR=1&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ニューヨークセレブなシンガーソングライターで、もう、&lt;br /&gt;　未来人か、宇宙人か、映画『フィフス・エレメント』に出てきた受付のおねいさんにしか見えない。&lt;br /&gt;　超ハードＳＦ生命体現る……このイッちゃってる世界観がよい。&lt;br /&gt;　いや真面目に、世界観も、音楽性も、歌唱力や声の力、ビジュアルセンス、オーラの発散力も素晴らしい。&lt;br /&gt;　こういうスゴいの見ると、自分がやりたいことを思い出す。あたしもイッちゃいたい…&lt;img class=&quot;emoticon moon1&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/moon1.gif&quot; alt=&quot;moon1&quot; /&gt;&lt;br /&gt;　ちなみに彼女の中には、最新兵器が入っています&lt;span style=&quot;font-size: 0.8em;&quot;&gt;（最終兵器彼女…）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　最近、いや前からうすうす感じていたのだけど、&lt;br /&gt;　自分の描きたいものがテーマ的にＳＦとかぶるかもしんない、と思ってきた。&lt;br /&gt;　ただ科学的な理論で昇華しない、だけで。（←コレはムリ、あたしの中の論理に科学は存在しない。女は感情の生き物よん）&lt;br /&gt;　軟派な安っぽファンタジーは。。イランなあ。まあそういうトキメキも必要だけど。&lt;br /&gt;　硬派なロマンチックさが好きだ。&lt;br /&gt;　その精神をファンタジーに取り入れて、上手いこと恋愛からめて、若い女の子に見せたい、とも思う。&lt;br /&gt;　ＳＦ読もうかな～と画策中。（まあ難しいの無理なんで手塚治虫から；～逃げ）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ちなみに、&lt;br /&gt;「あたし～、中身オヤジっぽいってよく言われるんですよ～ぅ&lt;img class=&quot;emoticon heart&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart.gif&quot; alt=&quot;heart&quot; /&gt;ｷｬﾊ」&lt;br /&gt;　とか言ってる若い女の子はね、&lt;br /&gt;　背中のジッパー開けたら、おっぱいスーツの中から、よっこらしょっとオッサンが出てくるの。&lt;br /&gt;　おっぱいスーツの操縦は難しくてね、いつか地球を救うために、日夜訓練してるってわけ。&lt;br /&gt;　そう、女子はおっぱいスーツの軍団で、すさまじいパワーを秘めているのだっ！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ちなみに私の中身は多分、偏屈な絵描きのオッサンです&lt;img class=&quot;emoticon heart&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart.gif&quot; alt=&quot;heart&quot; /&gt;ｷｬﾊ&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>芸能・アイドル</dc:subject>

<dc:creator>こさっぺ</dc:creator>
<dc:date>2009-08-02T14:35:57+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-98e2.html">
<title>実は初投稿　～短編小説新人賞</title>
<link>http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/post-98e2.html</link>
<description>　ちょっと前のことになるんだけど、以前書いていた話を改編して、ついに小説誌に 「...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　ちょっと前のことになるんだけど、以前書いていた話を改編して、ついに小説誌に 「初 投 稿」した！ &lt;br /&gt;　このブログにものせてある作品、『こひの錦』です。&lt;br /&gt;　もちろん、投稿先は憧れのコバルト&lt;img class=&quot;emoticon heart&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart.gif&quot; alt=&quot;heart&quot; /&gt;　上手くいけば、発表は11月号での予定。&lt;br /&gt;　出すからには、本気で &lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;賞 獲 り &lt;/span&gt;に行くでしょう！　まあ、もう一歩賞でも、誌上に名前と作品名は載るし。&lt;br /&gt;　ついに“公”の場デビュー（と、自分では思っている）。楽しみやわぁ+&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　で、投稿にあたって、色んな人に読んでもらった感想を参考に、手直ししてみた。細かい修正に時間をかけて、長さも、20枚から30枚に容量アップ。&lt;br /&gt;　文字の色変わってるとこが、特に付け足したシーンです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;―――――――――――――――――――――――――――――――&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　こひの錦&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;br /&gt;お香様へ&lt;br /&gt;　こうやって貴女様に手紙を書くのは、初めてになりますね。私は最後に、貴女様に伝えなければならない事があります。&lt;br /&gt;　この度は、正式なるご婚約、誠におめでとうございます。これで菅野(すがの)家も、武家としてのご威光を取り戻されるでしょう。&lt;br /&gt;　私は消えます。今日までのご恩、何と感謝を表せばいいのかわかりません。&lt;br /&gt;　奥様と旦那様には、記憶が戻ったので出て行ったと、どうかお伝え下さい。貴女様の幸せを、心より、お祈りしています。&lt;br /&gt;　　　　　　　　　　　　　　　　　将ノ助&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　　　　　　　　＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まどろむような蝋燭(ろうそく)の明かりが、畳の上で揺れている。その前でひざをつき、広げた手紙の――まだ乾かぬ、濃い墨の文字が、震えていた。わたしが将ノ助に、書き方を教えた、文字。&lt;br /&gt;　わたしは手紙を握りつぶして、跳ね飛ぶように身をひるがえし、畳を強く蹴って走りだした。&lt;br /&gt;　力のかぎり襖(ふすま)を開ける。かん高い音をならして、乾燥した木が打ちつけるのを後方に聞きながら、次の間を駆け抜ける。水竜の描かれた古い飾り襖を開く。広い客間を一気に突き抜けた。外の夕陽をうつす障子戸を引き、縁側の古い板を蹴って、庭園へ飛び出した。&lt;br /&gt;「姫さま！」&lt;br /&gt;　うしろから、縁側にすわって叫ぶ下女の声が追いかけてきた。&lt;br /&gt;　かまわず前を向き、走り出した。後ろで束ねた長い髪が、首や小袖(こそで)にまとわりつく。絹の着物の胸前は乱れ、はだけ崩れていた。草履(ぞうり)などはいている時間はない。裸足で、草が葦ほどにのびた、青くさい庭園をかき分けて進む。池の脇に積まれた苔むした岩を、滑らぬように越えていく。&lt;br /&gt;　まっすぐに向かっている将ノ助のことを、わたしは考えていた。&lt;br /&gt;　将ノ助に初めて出会ったのは、湖岸の草原だった。わたしは屋敷を抜け出して、一人、沖の水面の輝きを眺めているのが好きだった。父上や母上、下人たちには、変わった姫だとか、黙っていれば愛らしい姫なのにと言われるけれど、関係ない。　ただ一人で、風に身をまかせ、空想に心を泳がせて、物思いに耽っているのが好きだった。&lt;br /&gt;　その好きな風景の中、脇の細道に、あの方が倒れているのを見た時、わたしは体の芯が打ち震え、すぐには動くことができなかった。&lt;br /&gt;　濡れそぼった着物や、黒い髪が身にはりつき、眠っているように、静かに横たわっていた。閉じられた瞼の、長いまつげの横を、水滴が滑り落ち、細い梁(りょう)のとおった鼻から、胸がかすかに呼気で動いた。わたしは、息をするのを思い出した魚のように、飛びつき、その大柄な引き締まった体を揺らした。&lt;br /&gt;「お侍さま！」&lt;br /&gt;　ぐったりと重い将ノ助の体をたすけおこし、必死に肩をかついで、屋敷に向かって運んだ。圧しかかってくる、硬く冷んやりとした体を感じながら、地を踏みしめた。&lt;br /&gt;自分にこんな力があったなんて、信じられない思いだった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　脚も千切れんばかりに、わたしは走る。&lt;br /&gt;　将ノ助はきっとあそこにいる。予感がする。夜と星と月の中で、違う世界の朝を迎えるために、あの、湖が一面に見える葦原(あしはら)の中にいる。&lt;br /&gt;　わたしは庭の裏に広がる雑木林を駆け抜けていく。細い木の枝が、葉の露をはじきながら、わたしの着物を引っ掻き、豪華な布を破いていく。&lt;br /&gt;　一番気に入りの、京の淡染めの衣だった。桃や藤色の混じりあった優美な染めで、伊勢物語を描いている。いま流行りの、絵物語の錦――。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　将ノ助は、客分(きゃくぶん)としてわたしの家、菅野家に迎えることとなった。&lt;br /&gt;　身につけていた着物は、絹の質や、金銀の糸づかいも見たことのない眩さで、かなり裕福な武士階級の若者なのだと知れた。&lt;br /&gt;　父上や母上が名前をきくと、将ノ助、と名乗ったけれど、住んでいた土地や身分など、重要なことは何も答えられず、記憶を失っているようだった。&lt;br /&gt;　その日わたしは、鏡の前に座って、はじめて自分で、唇に紅を引いた。棚の奥から、緑や桃の着物を引っぱり出して、頭を悩ませた。それまでは、自分の部屋に閉じこもって、人形あそびや、物語を読むか、一人で外に出て湖を眺めながら、日がな一日暮らしていた。けれど、将ノ助が現れてからは、屋敷のあらゆる場所や、湖の近くの里や市場にも、出向くようになった。&lt;br /&gt;　だって貴方がわたしを見て、開口一番に、お美しい姫ですね、と言ってくれたから。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　草や硬い葉が、腕や首のさらした肌を切って、血がにじんだ。着物なんてどうでもいいけれど、あの方の前で、一番きれいな姿でいられないのは、悲しい気がした。今までとてもがんばってきたのだけどな。&lt;br /&gt;　雑木林が開けた。重なりあう枝の、緑の葉を散らして、わたしは草原に転がり出た。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ある時、裏庭に面した回廊を歩いていて、わたしはそっと足をとめた。&lt;br /&gt;　わたしが屋敷の中を歩き回るのは、別の意味もあって、うちの中で働く将ノ助の姿を、少しでも見たいからだった。記憶のない将ノ助は、ただ世話になるだけでは忍びないからと、家の手伝いをしてくれていた。&lt;br /&gt;　庭のすみで、将ノ助は斧をふり、薪を割っていた。&lt;br /&gt;　上半身の着物をはだけて腰までおろし、玉の汗を流して薪を割る様は、どこか色香があった。&lt;br /&gt;　将ノ助は身をおこし、静かな水をたたえるような、深いまなざしで、わたしを見つめた。&lt;br /&gt;　その動作はとても優雅で、背筋が強度のある弓のように形よく、どこぞの城からやってきた、お侍さまのようだった。&lt;br /&gt;　目がひたと合うと、将ノ助はにやっと笑って、いたずら小僧のような表情になった。&lt;br /&gt;「そんなに薪割りがめずらしいですか？」&lt;br /&gt;　わたしは驚いて立ち尽くし、袖で顔をかくすことを忘れた。&lt;br /&gt;「さすが、お姫さま、ですね」&lt;br /&gt;　と小馬鹿にしたように、喉を低く震わせて笑うので、わたしは顔が火のように熱くなって、胸に切迫するものが噴き出すままに、語気を荒げた。&lt;br /&gt;「無礼でしょう！　なんですかその、品のない姿は。早く着物を身につけなさい」&lt;br /&gt;「お姫さま、いやお香さまこそ、そんなに着込んでいて暑くはないのですか？　お顔が真っ赤ですよ」&lt;br /&gt;「なんですって！」&lt;br /&gt;　それ以来、二人きりで顔を合わせると、いつも喧嘩ばかり。恥ずかしくて、でも近くにいると、わたしの中に吹き荒れる強い刺激に翻弄されてしまう。心が鋭く尖っていたり、収縮して震えていたりする中に、純粋な想いが――一番伝えなければならない、大切なことがあるのに。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #009900;&quot;&gt;　草原に、駆け出す。重なり舞う細草たちが、渦をまいて、風に散る。&lt;br /&gt;　さあさあと波打つ草を薙いで、着物の袖を振り乱し、あたりを見回した。この葦原の中からは、見渡す限り一面に広がる平原と、遠くにきらめく湖が見えた。&lt;br /&gt;　そう、この生い茂る草の中から見たのだ。あの水にゆらぐきらめきを。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;「わたしはあの湖の、とても美しく見える場所を知っていますよ」&lt;br /&gt;　二人して縁側に座り、池にたゆたう鼠(ねずみ)色の鯉たちに餌をやりながら、将ノ助が言った。&lt;br /&gt;「まあ、わたしの方がよく知っています」&lt;br /&gt;　わたしには、あの湖をずっと見つめ続けてきた自負があった。だから、驚くと同時に反発して、またいつもの小競り合いになった。&lt;br /&gt;　その夜、将ノ助はわたしを連れだって、二人、屋敷を出た。&lt;br /&gt;　流石に、夜に一人で湖を見に行ったことはなかった。急につかまれた、大きな手の力強さや、硬く、ひんやりと汗に濡れた感触に、胸の早鐘が痛いくらいに高鳴って、引かれるままについていった。&lt;br /&gt;　水際は怖くて嫌だと言うのに、引っ張っていかれ、湖にほど近い葦原の中に、二人してしゃがみこんだ。その場所からは、どこまでもつづく紺碧(こんぺき)の空と、視界いっぱいに水平線の続く、湖が見えた。&lt;br /&gt;　夜空には、満天の星が広がり、水面は鏡となって、湖の中に星空を映していた。&lt;br /&gt;　幾千の光と、ゆらぎもしない水面は静けさに包まれ、星の瞬きだけが、微弱に動いた。&lt;br /&gt;「水は天を映す鏡になるのです」&lt;br /&gt;　そう説明してから、将ノ助は小さく呟いた。&lt;br /&gt;「水の中に入ると、自分の周りには、夜と星と月しかなくなります」&lt;br /&gt;　見上げると、端整な横顔の瞳には、夜の水底を見つめる静かな光があった。どこまでも沈んでいくような深い目が、ぱっとひらめくように、こちらを見た。水に入ってみますか？　と、将ノ助は笑った。&lt;br /&gt;　嫌です、かなづちですもの、と言うと、わたしは泳げますが、とまた軽口をたたいてくる。&lt;br /&gt;　夜風に湖水はさざ波立ち、水鏡に映る三日月が、泳ぐようにたゆたっていた。&lt;br /&gt;　まるで、白く輝く魚が、水面下を泳いでいるように見えた。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　草原の中央まで走り出て、息も絶えだえにふらつく体で、前方の、あの時夜に二人で行った、湖の水辺のあたりを見た。将ノ助の姿は、ここから見つけることはできなかった。風にざわめく葦野原にも、岡の上にも、一本立つ大樹の下にも、影ひとつ見当たらない。&lt;br /&gt;　どこにもいない。もう会えないのかもしれない。そう思うと、目の奥がつうんと熱くなった。あの方が消えてしまった、今になって。もう全てはとり返すことはできないんだろうか？&lt;br /&gt;　それでも。どうなってもいいから、伝えなければならないと思った。&lt;br /&gt;　わたしは草地を強く踏み散らし、湖に向かって、もう一度走り出した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「将ノ助さま……。わたし、結婚のお話があるのです」&lt;br /&gt;　部屋を下がろうとする将ノ助の背中を、わたしは呼びとめた。&lt;br /&gt;　領主の次男さまとの、夢のような良縁話は、屋敷中に広まっていた。&lt;br /&gt;　でももし、貴方がわたしを連れだって、逃げてくれるなら。どこまでも二人で、手に手をとって生きてゆけるのなら。&lt;br /&gt;「そう……ですか」&lt;br /&gt;　将ノ助は、こちらを向かなかった。&lt;br /&gt;「お受けになるのが、よいのではありませんか？」&lt;br /&gt;　胸を刺す言(こと)の刃(は)は、わたしが大切にしまっていた、脆く柔らかい部分を、鋭く両断した。&lt;br /&gt;　わたしは失意に溺れるまま、父上の、穏やかに問いかけ続ける説得に、うなずいてしまった。その話は、領主本多家に正式に伝わったと、後に聞いた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　躓いて、草の上に引き倒れた。腕をついて起きあがり、よろめく足で、また地を蹴りだす。&lt;br /&gt;　とても体が熱い。こんなに走ったのは、生まれて初めてだった。もう三回も転んで、土にまみれた。息が激しくのどを圧して、胸が苦しい。足が、地面から突き出す枝や岩で、刺すように痛い。血がこびりつき、痺れて力が入らない。もうだめなのかもしれない。&lt;br /&gt;　それでも、伝えなくては。あの方は姿を消すと言った。だから伝えなくては。貴方がこんなにも強く、わたしの中に存在した証(あかし)。わたしが貴方を愛したという、永遠に消えぬ真実。&lt;br /&gt;　体の力はとっくに尽きてしまっている。けれど、大地の神に乗り移られたような、大きな力が、今わたしを動かしているように感じられた。&lt;br /&gt;　もう怖れない。わたしがあの方のためにできることはなんだろう？　あの方とわたしが今生で出会った、その学びの意味は？&lt;br /&gt;　あの方とわたしの運命の糸は、繋がることなく、絡まるばかり。二人の糸が織りなす綾なる錦は、どのような文様を描き出すのか。&lt;br /&gt;　髪を振り乱して、風に波打つ草を踏み超え、湖岸に向かって駆けていく。もう着物は幾重も崩れて、淡く繊細な文様は、泥でよごれていた。&lt;br /&gt;　高く生い茂った葦を越えて、水辺の平原に出ると、湖のほとりの、浅瀬の水に少し入ったところに、将ノ助はいた。&lt;br /&gt;「将ノ助さま！」&lt;br /&gt;　前方には、どこまでも広がる大きな湖が、豊かにたゆたっている。ここは淡海の国。太陽はもう沈んでしまって、白金の月がくっきりと、水面に鏡のように映っている。空をなでる残光は夕色。まるで錦のような、紫と金の光が織りなす風景だった。&lt;br /&gt;　将ノ助はゆっくりと振り返った。着物の前をはだけ、たくましい胸があらわになっている。その体の前には、脱いだ鈍(にび)色の袴(はかま)が湖面に浮かんでいた。&lt;br /&gt;　湖面には星影がきらめいて、空と湖のあいだには白い霞が、淡く広がっている。&lt;br /&gt;　わたしは湖の水際で立ちどまった。温かな水の匂いが漂ってきて、荒れた呼吸を癒していく。空にまだくすぶる茜陽が、肌をじりじりと焼く。わたしは大声で張り叫んだ。&lt;br /&gt;「お待ちになって。どうか聞いてください。 わたしは貴方を愛しています！　この上なく、愛しています！」&lt;br /&gt;　将ノ助の涼やかな目が、少しだけ、見開かれたように思えた。&lt;br /&gt;「ずっと言えなくてごめんなさい。本当は最初から、初めて道に倒れる貴方を見た時から、恋焦がれていました」&lt;br /&gt;　遠くで、呼応する熱を感じた。あの方の息遣いと、鼓動の乱れと、驚きを。&lt;br /&gt;「今ここでもいい、わたしを奪ってください。身をお捨てになるというのなら、その命の輝きを、わたしにください」&lt;br /&gt;　これではまるで、子種(こだね)がほしいと言っているみたい。ああ、言葉というものは、もどかしいほどに、全てを伝えることなどできない。&lt;br /&gt;　わたしはただ幼子のように不器用で、こんなに燃ゆる、相手を恋う、熱い魂を、どう表現すればいいのかわからない。&lt;br /&gt;「お願いです。わたしは貴方を愛しています。結婚もやめます。ですからどうか、お行きにならないで」&lt;br /&gt;　泣き崩れそうになるのを必死に堪えながら、わたしはまっすぐに将ノ助を見つめた。&lt;br /&gt;「お香さま」&lt;br /&gt;　将ノ助が、口を開いた。&lt;br /&gt;「そんなものは一時の気のまよいです。ご結婚して幸せになられれば、わたしのことなど忘れてしまいます」&lt;br /&gt;「いいえ、そんなことありません！　わたしは貴方とずっと……」&lt;br /&gt;　水の中を見て、わたしは息を呑んだ。そよ風が、水面に浮かぶ袴を、押し流していった。その下の、薄墨色の水中にあらわになったのは、鮮やかに浮かびあがる、錦だった。&lt;br /&gt;　白と赤に、黒をちらした文様。それは衣の文様ではなくて、魚の形をした体の、鱗(うろこ)の色柄だった。将ノ助の腰から下が、魚の形をしている。&lt;br /&gt;　白地に紅や朱がまじりあい、黒い斑点の入った、見たことのない艶やかな錦色だった。&lt;br /&gt;　ああ、もうだめなのだな、とわたしは悟った。なにが根拠というものはないけれど、わかっていたような気もする。&lt;br /&gt;　もうこの方にやさしく触れられることもないし、見つめられるのも、今この時が最後だ。&lt;br /&gt;「おわかりになったでしょう。わたしは貴女の愛を受けられるような者ではありません」&lt;br /&gt;「馬鹿になさらないで」&lt;br /&gt;　わたしは腹の底に力をこめた。それでも、伝えなければならない。ここでくずおれてしまってはならない。&lt;br /&gt;「伊達や粋狂で、貴方を愛していると言ったわけではありません。貴方という存在が、可愛らしい置物だとしたら、ずっとそばに置いて愛でつづけるでしょう。貴方が水に泳ぐ鯉なら、ひと目その姿を見ただけで、美しさをずっと忘れられないでしょう。貴方が野を駆ける駿馬(しゅんめ)なら、共に駆けゆく伴侶にしたいと願うでしょう。貴方という存在が物語なら、涙して何度も何度も、死の枕までも、くり返し読むことでしょう」&lt;br /&gt;　これがわたしの本心。わたしの伝えるひとつの愛が、貴方の生きる自信になればいい。&lt;br /&gt;　だからわたしは世界中に向かって、高らかに唄おう！&lt;br /&gt;「愛しています、将ノ助さま。貴方を愛せたことが、わたしの喜びなのです。貴方はとてもすてきで、純粋で、聡明な方です。貴方の必死さも、頑張りも、全てわかるから、応援したい、わたしの愛で包みたいと思うのです。貴方の傷をわたしが癒したい。貴方の幸せがわたしの幸せになるから、貴方らしく生きてほしい。あたたかく広がる愛を存在にしたような、奇跡みたいな貴方。この世に存在してくれていてありがとう。姿形も、身分も、人であるかどうかも関係ありません。貴方はわたしの中で、かがやく光です」&lt;br /&gt;　わたしはありったけの愛をこめて将ノ助を見つめた。&lt;br /&gt;　わたしの広がる愛は、水底から宙(そら)の果てまでも、過去へも未来までも、柔らかく包みこみ、逃れることなどできないでしょう！&lt;br /&gt;「お香さま……」&lt;br /&gt;　将ノ助はうつむきがちに、かすれた男らしい声をもらした。&lt;br /&gt;「わたしは、人ではありません。湖の底に棲む、人魚なのです。あの日、八年前、光さす水面から、降ってくるお香さまを初めて見ました。まだ九つほどの少女でしたね。わたしは十四の若魚で、ひと目で心奪われてしまいました。天から水の中へ、天女が舞い降りてきたのかと思ったのですよ。貴女が溺れて気を失っているのだと気づいて、湖の水際に送りとどけて以来、わたしが貴女を忘れた日はありませんでした」&lt;br /&gt;　わたしは、記憶の底に穴があき、そこから流れ出す水に打たれたように、手で口を覆った。確かに小さいころ、舟遊びに連れていかれて、湖に落ちたことはあるけれど……。&lt;br /&gt;「わたしは、湖の水底にある、水竜の宮で、水竜の王にお頼みしたのです。どうかわたしを人間にしてください――と。竜宮に棲む、ほかの人魚や水神たちは笑いました。人間になってどうするのだ、この城で、竜神の姫を娶(めと)って暮らせばよい、と。でもわたしはあきらめることができなかった」&lt;br /&gt;　将ノ助の熱い目が、わたしを射った。&lt;br /&gt;「わたしは、水竜の王の許しを得て、〝掟(おきて)〟に従いました。人間の姿になれるように。水底の秘密をもらさぬよう、重要なことは言えないように。貴女とわたしが結婚の〝契約〟を交せば、人魚に戻れぬように。そして貴女がほかの男(お)の子と結婚の〝契約〟を交せば、泡になって消えてしまうように、と」&lt;br /&gt;　将ノ助の腰に巻きつくような柄の錦は、いっそう鮮やかだった。あまりの眩さに、胸が苦しかった。&lt;br /&gt;「掟により、わたしは水の泡となって消えなければなりません。わたしの人間の姿は、陽の入りとともにもう解けてしまいました。もう、お会いすることはできません」&lt;br /&gt;　わたしは悲痛に顔がひき歪み、身に激痛がはしって、胸が打ち割れた。&lt;br /&gt;「そんな！　どうしてですか。また湖に戻ることはできないのですか」&lt;br /&gt;「いいえ、お香さま。とり返すことは叶わないのです。時は戻せません。全ては起こってしまったこと。貴女とわたしが、出会った時から」&lt;br /&gt;　将ノ助は至上の、この世にある全てのやさしさに満ちた瞳で、わたしを見つめた。輝くおだやかな水面が、あたたかな潤いで、わたしを包みこむように。&lt;br /&gt;「菅野家も、かつては領主さまの片腕として名をはせた名家であったのに、今では年貢(ねんぐ)を集める村長のようなもの。それでは農民であるのと何ら変わりません。貴女も心を痛めておいでなのでしょう？　この結婚で家の暮らし向きも変わるでしょう。領主さまの子息と結婚すれば、湖上の城で暮らすこともできるのですよ」&lt;br /&gt;　父上や母上の辛い暮らしを思うと、胸が痛んだ。一度、農作業を手伝おうとして、手が赤ぎれだらけになったことがある。&lt;br /&gt;「わたしは貴女を愛しています。柔らかい微笑みの、やさしい貴女。貴女は幸せになるべきです。そんなに澄んだ目をしているのだから」&lt;br /&gt;　わたしは涙があふれてしまう。ああ、湖の上は淡く霞みがかかっているのに、その上に涙がにじんで、あの方の笑う顔が見えない。将ノ助の姿を、最後の一瞬まで目に焼きつけておきたいのに。&lt;br /&gt;「わたしは泡と消えます。後悔はしていません。貴女と会えてよかった。さよなら、愛しいお香。どうか幸せに」&lt;br /&gt;　将ノ助の体のふちが、光で、霞んだ気がした。&lt;br /&gt;「将ノ助っ！」&lt;br /&gt;　飛沫の波を散らして、湖の中に駆けこんだ。残光は波間にとけ、泡となってはじけた。細かに立ちのぼるきれいな泡が、淡い光の中で消えてゆく。&lt;br /&gt;　わたしは水の中に座りこんだ。夕紫の光がさしこんで、ゆらめく水に、二の腕まで浸かる。将ノ助の泡は、もう跡形もなく、水の海にとけていた。&lt;br /&gt;　気がつけば、鯉たちが、わたしの周りをとり囲んでいた。緋や黄金の色鯉が、水の中を舞った。&lt;br /&gt;　わたしは思わずふふ、と笑う。その拍子に、涙がぽたぽたっと落ちて、二つの小さな波紋が、湖に広がった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff0000;&quot;&gt;「思ったとおりの姫だ」&lt;br /&gt;　背筋に総毛立つ気配をうけて、水底に両手をついたまま、俊敏に顔をあげた。&lt;br /&gt;　背後の平原に立っていたのは、荒々しい風貌の、大柄な男だった。&lt;br /&gt;　猛々しい気を帯びて、全身から熱気を放ち、そこに在る。&lt;br /&gt;「強く、活動力に溢れ、美しい」&lt;br /&gt;　ひとつにまとめたざんばら髪が風に散り、豪勇な顔つきで、高らかに笑む目が、太陽のように輝いていた。陽に焼けた顔は、存外に若く、整っていた。&lt;br /&gt;　腰には長短三本の、金細工の刀がにぶく光る。&lt;br /&gt;　屈強そうな体躯には、傾(かぶ)き者のような羽織を着て、陽光に赤く映えている。&lt;br /&gt;　灼熱の中を、龍神と雷神が戦う絵柄の錦――。&lt;br /&gt;「誰？」&lt;br /&gt;　水の中を後ずさり、胸元をたぐりよせた。&lt;br /&gt;　わたしの周りにいた魚たちは、すばやく散っていた。とり残されて、獅子に狙われる獲物になったような気がした。&lt;br /&gt;「俺の妻に相応しい」&lt;br /&gt;　目の奥が、急激に開いた。胸の魂が、ざわりと音をたてる。怖ろしい予感がした。この方は、この豪奢な武具をまとった殿方は……。&lt;br /&gt;「ずいぶん長い間、おあずけにさせてくれたな。最後に婚約を呑んだのも、ほんとは嫌々って感じだったが」&lt;br /&gt;　本多次郎兼勝さま。わたしの、何度も求婚を迫ってきた婚約者。領主本多家の次男さま。&lt;br /&gt;「お前はいつも一人で野に出て、湖を見ていたな。城の俺の部屋から見えるんだ。お前はきれいな着物を着て、風の中で自由に踊って、さみしそうに、湖を見ていたな。一人でこんなところに出てくるとは面白い、変わった姫だと思っていた。男をひろったのには驚いたが」&lt;br /&gt;　強く暗い、力のある目が、わたしの胸に飛びこんできた。赤く濡れた熱っぽいまなざしで見つめられ、動くことができない。&lt;br /&gt;「ずっと、見てたんだぜ」&lt;br /&gt;　水を蹴散らして、ざぶざぶと湖の中まで入ってくる。強引に腕をつかまれ、引き上げられ、腰を抱えこまれた。&lt;br /&gt;　唇を、やわらかな感触がおおった。あまりにやさしく、抵抗がなかった。&lt;br /&gt;　接吻されている。そのことに気づくのに、長い、永い時間がかかった。&lt;br /&gt;　顔を離され、近くで目を合わせたまま、彼は囁いた。&lt;br /&gt;「お前は強いな。でも俺はもっと強い。俺の女になれ」&lt;br /&gt;　わたしは茫然と見上げることしかできない。彼の朱色に照らされた顔が、不敵に笑う。&lt;br /&gt;「俺はお前を手に入れる。そして兄上を消して、俺が領主になってやる。この国だけじゃない。湖の向こうの、もっともっと遠い国まで、手に入れてやるよ」&lt;br /&gt;　抗えないほどの握力で肩を抱かれ、引き寄せられる。筋骨たくましい首筋やあごの上の、彼のきらきらと澄んだ瞳が見つめる先を、思わず目で追った。&lt;br /&gt;　輝ける湖面の上に、城が威風堂々と築かれている。城は、夕空に赤く照り映え、金の鯱鉾(しゃちほこ)も雄々しく、瓦は黒光りするうろこのようで、美しかった。&lt;br /&gt;　夕霞の中で、わたしの意識は、はっきりと冴えていた。&lt;br /&gt;城下の水面で、火の粉が跳ねるように、白金の鯉が舞った。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―完―&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（四〇〇字詰め原稿用紙二七枚）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;―――――――――――――――――――――――――――――――&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　追加した主なシーンは、&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #000066;&quot;&gt;●夜の湖ラブロマシーン&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;　ここは、二人にもっと素敵な思い出作ったらなあかんやろ！　というご指摘と、&lt;br /&gt;　ロマンスといえば夜景やろ！　という超個人的な判断により、加筆されたシーンです。&lt;br /&gt;　本当はもっと伏線わかりやすく、「赤や黄色の鯉がいる国を知っている」と将ノ助が物語るシーンも入れてたんだけど、&lt;br /&gt;　これはわかりやすすぎて、オチがバレるらしく、消しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff0000;&quot;&gt;●次男登場シーン&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;　これは、出すべきか最後まで迷った。&lt;br /&gt;　前ので終わる方がすっきりしてるとの見方もあれば、短編にしてはオチが弱いとの見方もある。&lt;br /&gt;　第三のキャラがいる方が、前の二人も際立っていいということで、結局残すことに。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;br /&gt;　賞に出すべく原稿を送ってみると、&lt;br /&gt;　むしろ今まで、何で賞に出してなかったんだろう？　書くの好きだったのに。&lt;br /&gt;　と、思うようになった。&lt;br /&gt;　ホントはまだ技術に自信がなかったからなんだけどね。&lt;br /&gt;　よし、これからもっともっと精力的に書いて、腕を磨くぞ！&lt;br /&gt;　と言いながら、長らくこの作品に手ェ入れるのにタラタラして、他の作品書くのも、遅々として進んでなかったのだ。&lt;br /&gt;　書き上げたら、寝かせて、直して、感想もらって、直して、、ってずっとやるより、（何か押さえつけられて重くなっていくような。。&lt;img class=&quot;emoticon snail&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/snail.gif&quot; alt=&quot;snail&quot; /&gt;）&lt;br /&gt;　書き上げた！終わった！　と思ったら、解放感と満足感に満たされて、すぐ次の作品を書きたい……カモ&lt;img class=&quot;emoticon horse&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/horse.gif&quot; alt=&quot;horse&quot; /&gt;&lt;br /&gt;　やっぱシャキシャキしたテンポが好きだっ&lt;img class=&quot;emoticon sign01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sign01.gif&quot; alt=&quot;sign01&quot; /&gt;（せっかち・早口ですが何か&lt;strong&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff9900;&quot;&gt;？&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;）&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>小説</dc:subject>

<dc:creator>こさっぺ</dc:creator>
<dc:date>2009-07-18T01:51:14+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-3731.html">
<title>羞恥心 よりも 好奇心</title>
<link>http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-3731.html</link>
<description>　ヒット曲、「羞恥心」ってありますよね。 ♪しゅ～ちしん、しゅ～ちしん、オレたち...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　ヒット曲、「羞恥心」ってありますよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;♪しゅ～ちしん、しゅ～ちしん、オレたち～は～♪&lt;br /&gt;　っていう、おバカ男３人のグループ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　でも、&lt;br /&gt;（あたしが入るなら、好奇心　だな！）&lt;br /&gt;　と、ずっと思っていたので、このたび替え歌を作ってみました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　はい、みんなもいっしょに歌って～♪ｻﾝﾊｲ&lt;span style=&quot;color: #ff3399;&quot;&gt;&lt;br /&gt;　　　　　　　　　　&lt;/span&gt;伴奏　→　&lt;a href=&quot;http://www.youtube.com/watch?v=Gc8uKp7CdQA&quot;&gt;http://www.youtube.com/watch?v=Gc8uKp7CdQA&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　「好奇心」　　　　　　　　　　　&lt;br /&gt;　　　　　　　　　　　作詞：こさっぺ　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;↓原曲&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;笑いたきゃ笑うがいい　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;笑いたきゃ笑うがいい　　　　　　&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;変なことだらけでも　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;失敗ばかりだけど&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;ダメだと思っちゃ&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;　　　　　　　　　　　　　　　　　　ブルーな気分には&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;いられないのさ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;ならないのさ&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;つまらん常識より　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;俺は金も勇気も&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;面白いこと探し　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;なにひとつないけれど&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;アンテナ張って生きていこう　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;力の限り生きていくさ&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ウキウキと浮かぶひらめきに　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;ズタズタにされたプライドを&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;手を出したなら　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;捨ててしまえば&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;明日が見えるはず　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;明日が見えるはず&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Go Way !　Go Way !　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;ドンマイ　ドンマイ&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;Go Way !　Go Way !　驚いて　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;ドンマイ　ドンマイ　泣かないで&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;熱いハートで行動さ　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;涙なんかは似合わない&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;未知の領域さぁ行こう　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;俺の胸にさぁおいで&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;好奇心　好奇心　僕達は　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;羞恥心　羞恥心　俺達は&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;探究心はどんなときも　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;パワーはいつもどんなときも&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;負けやしないさ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;負けやしないさ&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;人生　人生　人生　夢で生きてる　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;人生　人生　人生　夢で生きてる&lt;br /&gt;　　　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;守りに入っている　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;隠し通せやしない&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;正統派な発言　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;嘘で固めた言葉&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;世界広げずに　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;メッキはげても&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;終わってしまう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;当たり前なのさ&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;心惹かれるままに　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;　ありったけの自分を&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;突き進んでみせるぜ　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;さらけ出してみせるぜ&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;好奇の目で見られてもいい　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;知識ないと言われてもいい&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それが快感なんですと　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;生まれたことを喜劇だと&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;笑い手を振ろう　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;笑い飛ばせば&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;胸がふくらんでく　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;笑顔がよみがえる&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Go Way !　Go Way !　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;ドンマイ　ドンマイ&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;Go Way !　Go Way !　驚いて　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;ドンマイ　ドンマイ　泣かないで&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;ためらいなんていらないさ　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;ためらいなんていらないぜ&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;未知の領域さぁ行こう　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;俺の胸にさぁおいで&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;好奇心　好奇心　僕達は　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;羞恥心　羞恥心　俺達は&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;求める意思はどんなときも　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;打たれ強さは&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;どんなときも&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;負けやしないさ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;負けやしないさ&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;人生　人生　人生　恋で生きてる　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;人生　人生　人生　愛で生きてる&lt;br /&gt;　　　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;上手く生きていけないかも　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;上手く生きていけないかも&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;あきれてバカにされてもいい&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;　　　　　　　　　　　笑いたければ笑うがいい&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;僕の大事なこころざし&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;　　　　　　　　　　　　　　　俺の大切なプライド&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;見守る人に応えよう&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;　　　　　　　　　　　　　　　　愛した人を泣かせるな&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;好奇心持って&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　羞恥心持って&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;好奇心持って&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　羞恥心持って&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Go Way !　Go Way !　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;ドンマイ　ドンマイ&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;Go Way !　Go Way !　驚いて　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;ドンマイ　ドンマイ　泣かないで&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;熱いハートで行動さ　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;涙なんかは似合わない&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;未知の領域さぁ行こう　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;俺の胸にさぁおいで&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;好奇心　好奇心　僕達は　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;羞恥心　羞恥心　俺達は&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;探究心はどんなときも　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;パワーはいつもどんなときも&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;負けやしないさ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;負けやしないさ&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;人生　人生　人生　夢で生きてる　　　　　　　　&lt;span style=&quot;color: #3399cc;&quot;&gt;人生　人生　人生　夢で生きてる&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　はいっ、という歌でした～。&lt;br /&gt;　好奇心をもつ人の、応援ソングとなっております。&lt;br /&gt;　物書き目指す人なら…ねぇ？&lt;br /&gt;　誰かグループ組みましょう。あたしピンクね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　しかし、原曲を作詞した島田紳助はエライな。作詞って音に合わせなきゃいけないから難しい。&lt;br /&gt;　奴らは「俺」でしたが、こちらは女の子含むので「僕」にしてみました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　いらん羞恥心なんて　うっちゃれ！　好奇心でしょう！　ゴーウェイ　ゴーウェイ　ゴーウェイ　…&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>音楽</dc:subject>

<dc:creator>こさっぺ</dc:creator>
<dc:date>2009-05-30T15:00:15+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/1.html">
<title>１年後の私</title>
<link>http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/1.html</link>
<description>　新しく行っているマンガ絵＆ストーリーの教室で、初の課題が出たので書いてみた。 ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　新しく行っているマンガ絵＆ストーリーの教室で、初の課題が出たので書いてみた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　「一年後の私」をテーマに小説を書き、連作として三・五・十年後と話をつなげて、ひとつの長編（３００枚くらい）に仕上げる、というもの。&lt;br /&gt;　ふーむ、課題としてよく考えられている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　テーマひとつにつき、５０枚くらいなんだって。でも、こんなかんじで書いてみた。&lt;br /&gt;　　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;―――――――――――――――――――――――――――――――――――&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　名もなき記憶　～プロローグ　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私……は、何……？&lt;br /&gt;　万物は私であり、私は全てである。&lt;br /&gt;　気づいたとき、私はそうであった。&lt;br /&gt;　私とは何であったか。人であったか。国であったか。そもそも私とは存在なのだろうか。何も定かではない。&lt;br /&gt;　暗闇に、小さな光が無数に瞬いては消えていく空間の中で、私は透明な意識としてたゆたっている。&lt;br /&gt;　ただ一つだけ、わかっていることがある。音も湿度も、ぬくもりも、恐怖もない中で、実感として強く信じられることだ。私の声が、世界中を震わせ、響いてくる。&lt;br /&gt;　――私はさらに広くなる。私はさらに高くなる。私はさらに、清くなっていく。そうして――&lt;br /&gt;　その先に何があるか、私は知らない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　　　　　　　　＊&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その一年後、私には体ができた。&lt;br /&gt;　私はかつて、一つだった。&lt;br /&gt;　一人ぼっちでとても寂しかったので、体をたくさんに分けて、子供を作った。みんな私と同じ体をもつ者だった。&lt;br /&gt;　豊かな水の中、私たちは波にゆられながら、穏やかに行きわたるようにその姿を増やし、地球の養分を吸収していた。&lt;br /&gt;　そんなある日、私と違う者に出会った。&lt;br /&gt;　その者は私より大きく、強く、雄々しかった。私とは別の存在――これを彼と呼ぼう。&lt;br /&gt;　明らかに異質だったけれど、私は彼が、かつて分かれた自分自身であると気づいた。&lt;br /&gt;　私は彼と再び一つになりたいと願った。彼も私に体を重ねようとした。&lt;br /&gt;　でも駄目だった。&lt;br /&gt;　私と彼はもはや別個の存在であり、決して同じ物体として溶けあうことはできなかった。けれど私たちの中にある何かは、その瞬間、一つにつながり、新しい存在を生み落としたのだ。&lt;br /&gt;　その時突如、不思議な感覚に襲われた。なぜ私は「人」という呼び方を知っているのだろう。「年」という感覚は何なのか？　「波」とは、「地球」とは、何を指すのか。私の、名前は――？&lt;br /&gt;　そうして私はこと切れた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それから三年くらい後だったか。私は竜になっていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp; ～「三年後の私」へつづく&amp;nbsp; （四〇〇字詰め原稿用紙　三枚）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;―――――――――――――――――――――――――――――――――――&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この課題を考えるにあたって、&lt;br /&gt;　「一年」って何やねん？　「私」って何やねん？　三枚やったらあかんの？&lt;br /&gt;　という、あまのじゃく精神丸出しでやってみた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そしたら、案の定、&lt;br /&gt;「ちゃんと人間が主人公の話にしてね」&lt;br /&gt;とゆわれた。&lt;br /&gt;　え～。&lt;br /&gt;　そんな～、これから、恐竜とか、カマキリとか、古代人とか、イマドキ女子高生に転生して、「彼」と何回も出会って、魂の成長や、生命の進化と神秘、輪廻転生、色即是空を表す話を、恋愛ラノベ小説でやろうと思ってたのに！　ぶーぶー。&lt;img class=&quot;emoticon pig&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/pig.gif&quot; alt=&quot;pig&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まあ、しゃあない。ちょっとブッ飛ばしすぎたか…。&lt;br /&gt;　いくとこまで行って、あかん&lt;span style=&quot;color: #ff0033;&quot;&gt;ライン&lt;strong&gt;――&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;も見えたことやし。&lt;br /&gt;　次はもちょっと「普通寄せ」に、人間の話書いてみるか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;br /&gt;　ところでこの作品、&lt;br /&gt;「Ｈ．Ｇ．ウェルズが昔に同じテーマで書いてるよ」&lt;br /&gt;って先生に言われたんだけど……&lt;br /&gt;　Ｈ．Ｇ．ウェルズって、宇宙戦争とか書いてる人らしいんだけど、どの作品のことかわからんヽ(`Д´)ﾉﾖﾐﾀｲﾖｳ!&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ちなみに、またNEW塾のブログに、インタビューされて載りました。&lt;br /&gt;　　　&lt;a href=&quot;http://ameblo.jp/nejisiki27/entry-10269619182.html&quot;&gt;http://ameblo.jp/nejisiki27/entry-10269619182.html&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さいきん、よく被写体として撮られるかも。ふだん自分が、人の情報で書いたり、撮ったりインタビューする立場だから、こういう時は協力したい！&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>小説</dc:subject>

<dc:creator>こさっぺ</dc:creator>
<dc:date>2009-05-30T11:16:41+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-5693.html">
<title>ブレイクタイム</title>
<link>http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-5693.html</link>
<description>　さて、このたび絵の学校にも入りました。 　ココ→http://happy.ap...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　さて、このたび絵の学校にも入りました。&lt;br /&gt;　ココ→&lt;a href=&quot;http://happy.ap.teacup.com/sakugeki/&quot;&gt;http://happy.ap.teacup.com/sakugeki/&lt;/a&gt;　写真も載ったヨ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　自分でティーン向け小説の、「絵」も描きたいから、ってゆーことで、これでまた１歩夢に近づいたかなと。&lt;br /&gt;　会社帰りに週２で寄れて、近場でよいです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　何歳になっても、学ぶことは止めらんないよね。最近頭よくなったかも!?&lt;br /&gt;　こないだ教育番組でやってた、『東大ＶＳ京大ｽﾍﾟｼｬﾙ』のクイズの答えがかなりわかって、あたしもしかして頭ええんちゃ～ん、と思ってるあたり、非常に頭の悪いこさっぺです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　小説の教室はすでに行ってるんだけど、この『マンガ教室』でも小説書きの授業があったので、参加してみた。&lt;br /&gt;　すると、・・・&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　いや、もちろん全員シロウトだよ？&lt;br /&gt;　でもこれはさ、もうちょっとこう、小説のカタチをしてくれないと、読むにもちょっと困難が・・・&lt;br /&gt;　とゆー、カンジ。&lt;br /&gt;　いやー、あたしが元から通ってる方の小説教室って、レベル高かった（？）んだなぁ。と再認識。&lt;br /&gt;　ずっといると麻痺してわかんなくなるんだけど、ＳＦ書きにしても、オタク書きにしても、世界観や客観性の深みが違うというか・・・うぅ～ん。&lt;br /&gt;　その、前からの小説教室には、あたしが（勝手に）ライバル視してる人が３人いて、ししまるさんという技量豊かなお姐さまと、戦線離脱中のＴ塚さんというハイな人と、ニワトリのおじさまとゆう科学者がいるんだけど、（ちなみにニワトリのおじさまは、最近インフルエンザにかからないニワトリを作ったので、メディアに発表したいらしい。ブタも作れるらしい）&lt;br /&gt;　「ライバル視してるんですけど」とニワトリのおじさまに言ったら、「はっはっはっ」と笑われた&lt;img class=&quot;emoticon chick&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/chick.gif&quot; alt=&quot;chick&quot; /&gt;ｺｹｰｯ!!　下に見られとるぞっ！（つまり上がいるのだ）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　引きかえ、ＮＥＷ教室の方では、私は今のところお姉さんキャラ！！（おう！久々だ）　メンバーがティーンと若いのもあるけど。&lt;br /&gt;　ＮＥＷ教室が悪いというわけじゃないんだよ？&lt;img class=&quot;emoticon sweat01&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sweat01.gif&quot; alt=&quot;sweat01&quot; /&gt;　みんながんばってるし。そういうのより、何か、&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 0.6em;&quot;&gt;　　　&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;　&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;こさっぺ蛙、大海を知る、&lt;/span&gt;とゆう感じ。&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 0.6em;&quot;&gt;　　　&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;　上下のレベルが知れて、自分がどのへんにいるのかわかるという。&lt;br /&gt;　むしろ勉強になりました。非常に。&lt;br /&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 0.6em;&quot;&gt;　　　&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;　スッキリ言っちゃうと、&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;ヘタからも学ぶことあり！&lt;/span&gt;&lt;img class=&quot;emoticon shine&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/shine.gif&quot; alt=&quot;shine&quot; /&gt;　コレだ！&lt;img class=&quot;emoticon good&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/good.gif&quot; alt=&quot;good&quot; /&gt;　&lt;span style=&quot;font-size: 0.8em;&quot;&gt;いいぢゃん、これからみんなで上手くなろうぜ。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;br /&gt;　でも、こさっぺは最近、新たな壁にぶち当たっている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　文章と絵を練習し続ければ、プロになれるメドがたってきた。&lt;br /&gt;　仕事は楽しいし、自分の力を存分に発揮できて、仲間や居場所もできた。&lt;br /&gt;　人に対して心を開けるようになった。ちょっとずつだけど、人を信じられるから、自信もできたし、もう幸せだし、満たされている。&lt;br /&gt;　だったらなぜ小説を書くんだろう？　不安に駆られて「これしかない」って感情はもはやない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ハート&lt;img class=&quot;emoticon heart03&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart03.gif&quot; alt=&quot;heart03&quot; /&gt;ブレイキング。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんな時、やっぱり曲を聴いてしまう。音楽はいいね。&lt;br /&gt;ＹＵＩ　♪ａｇａｉｎ　&lt;a href=&quot;http://pv6pvnewspv6pv.blog102.fc2.com/blog-entry-1910.html&quot;&gt;http://pv6pvnewspv6pv.blog102.fc2.com/blog-entry-1910.html&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;　こんな時だから、ＹＵＩの心情がすごくわかってしまう。無難になんて やっられないから～ぁぁ～　帰る場所も～ないの♪&lt;span style=&quot;font-size: 0.8em;&quot;&gt;（あるけど、引き返せやしねえ）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;コブクロ　♪虹　&lt;a href=&quot;http://www.youtube.com/watch?v=0m4UVBOtM7I&amp;amp;feature=related&quot;&gt;http://www.youtube.com/watch?v=0m4UVBOtM7I&amp;amp;feature=related&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;　でもって、ｺﾌﾞｸﾛの詩のように、目指してた光の中にいるから、わからなくなってるのかも。とも思う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　う～ん。&lt;br /&gt;　歌手にもなりたいなぁ。&lt;span style=&quot;font-size: 0.8em;&quot;&gt;（さいきん「対象を想定して伝える」練習のために、観葉植物に向かって歌を熱唱している。枯れるなよ）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なんて思いながら、シンキングタイム・・・&lt;img class=&quot;emoticon cafe&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/cafe.gif&quot; alt=&quot;cafe&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　くそう、逃げてなんかやるもんか。根性だけは負けないぞ。&lt;br /&gt;　&lt;span style=&quot;font-size: 1.2em;&quot;&gt;壁をガスガスぶち破っていくぞ！&lt;img class=&quot;emoticon door&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/door.gif&quot; alt=&quot;door&quot; /&gt;&lt;img class=&quot;emoticon shine&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/shine.gif&quot; alt=&quot;shine&quot; /&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>心と体</dc:subject>

<dc:creator>こさっぺ</dc:creator>
<dc:date>2009-05-01T01:23:15+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-3018.html">
<title>ブエナ・ビスタ・ベイベー!!　～桜花賞</title>
<link>http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-3018.html</link>
<description>　競走馬、ブエナビスタちゃんの季節が始まりましたっ！！ 　春は爛漫、桜花は満開!...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_4.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_12.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;　競走馬、ブエナビスタちゃんの季節が始まりましたっ！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　春は爛漫、桜花は満開!!&lt;img class=&quot;emoticon cherryblossom&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/cherryblossom.gif&quot; alt=&quot;cherryblossom&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　牝馬３歳クラシック戦線開幕、第一弾の桜花賞であります&lt;span style=&quot;color: #ff00cc;&quot;&gt;&lt;strong&gt;！！&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;strong&gt;　&lt;/strong&gt;さて、こさっぺは競馬が大好きなのでありますが、競馬というもののレース体系をご紹介しましょう。&lt;br /&gt;　主に北海道で生まれるかわいいお馬さんは、２歳になると競走馬になるべく「トレーニングセンター」に入れられ、毎日一生懸命、走る訓練を積みます。&lt;br /&gt;　２歳も夏ごろになると、新馬戦でぞくぞくデビューをかざり、勝っても負けても、レースで走り続ける馬生をおくるのであります。&lt;br /&gt;　その２歳の冬、同年代の男Ｎｏ．１と、女Ｎｏ．１をきめるレースがそれぞれ開催されます。&lt;br /&gt;　そして３歳になると、男女（牡牝）それぞれ「クラシックレース」という戦線に乗り、同世代の中で最高峰のレースが３つあるのですが、この「３冠」をめざして、ピチピチのお馬たちはしのぎを削って戦っていくのです。&lt;br /&gt;　４歳以降になると、大人となって「古馬」戦線という、何歳でも関係ない、競馬界Ｎｏ．１を決めるレースにどんどんでていき、または勝てなくてもなんとか１勝を求めて走り続け、いずれ引退を迎えるわけです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ってなぜか競馬の説明を長々としてしまいましたが、ブエナビスタですよっ!!&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ブエナビスタ　（牝）　３歳　黒鹿毛&lt;br /&gt;　父　スペシャルウィーク&lt;br /&gt;　母　ビワハイジ&lt;br /&gt;　４戦３勝&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　２歳にして牝馬Ｎｏ．１の「阪神ｼﾞｭﾍﾞﾅｲﾙﾌｨﾘｰｽﾞＧⅠ」を勝ち、&lt;br /&gt;　クラシック前のトライアルレース「チューリップ賞ＧⅢ」も、圧倒的な力差で制した。&lt;br /&gt;　いずれのレースも最後方から、最後は大外一気のごぼう抜きで、ありえない超スピードの追い上げを見せて、勝利を飾っている。&lt;br /&gt;　今、競馬界からもっとも注目を集める大物。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　で、父　&lt;span style=&quot;color: #ff0033;&quot;&gt;&lt;strong&gt;スペシャルウィーク　&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 0.8em;&quot;&gt;←ここ注目&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そう、我が永遠の愛馬、スペちゃんの子供なのですよっ！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　スペシャルウィークとは、&lt;br /&gt;詳しくはコチラ→&lt;a href=&quot;http://keiba.yahoo.co.jp/story/saikyou/1995103211/&quot;&gt;http://keiba.yahoo.co.jp/story/saikyou/1995103211/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;ブロマイド→&lt;a href=&quot;http://blog.livedoor.jp/sp_95/archives/51169858.html&quot;&gt;http://blog.livedoor.jp/sp_95/archives/51169858.html&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;　スペちゃんは私が中学３年の若かりし頃、初めて好きになった馬。競馬の世界を知るきっかけでした。&lt;br /&gt;　あるドキュメンタリー番組でスペちゃんの馬生と、闘う姿と、何だろ、そのたたずまい？　思考がわかるっていうか、魂？　に、触れてから、惚れ込んでしまい、ずっと応援し続けている馬なのです！&lt;br /&gt;　好きな男は変わろうとも、&lt;br /&gt;　好きな馬はスペちゃん一筋！（コラコラ）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/horse_in_my_heart.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Horse_in_my_heart&quot; height=&quot;133&quot; alt=&quot;Horse_in_my_heart&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/04/12/horse_in_my_heart.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　←おもろいステッカーがあったので買いたくなった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;br /&gt;　一時は、なぜ人間には種牡馬制度がないのだろう、あたしが牝馬だったら絶対スペちゃんに種付けしてほしいのに、と本気で思う、よう考えると少々アブない女子でした。（腐女子ならぬ、馬女子？）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そのスペちゃんがっ！&lt;br /&gt;　種牡馬になって、送り出した子供が、神がかり的強さをもつ乙女、ブエナビスタ（素晴らしい眺め、という意味らしい）ちゃんなのだから、応援しないわけがないでしょう！&lt;br /&gt;　がんばって、ブエナビスタ！&lt;br /&gt;　種馬としての父の名を高めてくれ！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そういうわけで、レースの舞台、阪神競馬場に行ってきました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_2.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_3.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Photo_3&quot; height=&quot;240&quot; alt=&quot;Photo_3&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/04/12/photo_3.jpg&quot; width=&quot;180&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　←満開の桜と、お馬（ターフィーくん）の旗、見えるかな？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　全身アーミールックで、本気の完全武装でいきました。（日焼け止めもﾊﾞｯﾁｺｰｲ！）&lt;br /&gt;　軍服系ってなぜか好きなの。捨てられん・・&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　阪神競馬場は大学生のころ、馬が好きすぎてバイトしていたので、案内することができます（大体）。&lt;br /&gt;　入場料は２００円、本日桜花賞は女性限定で半額チケットがありました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_8.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_9.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Photo_9&quot; height=&quot;184&quot; alt=&quot;Photo_9&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/04/12/photo_9.jpg&quot; width=&quot;80&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　入場料　１００えん&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　競馬場内は家族づれや若い人、馬券のオッサン、観光客ですごい人！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_5.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Photo_5&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Photo_5&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/04/12/photo_5.jpg&quot; width=&quot;200&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_4.jpg&quot;&gt;&amp;nbsp;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　下を見ると、あっ、いた！　お馬！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_6.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_7.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Photo_7&quot; height=&quot;200&quot; alt=&quot;Photo_7&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/04/12/photo_7.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&amp;nbsp; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　レース前に馬の状態を見るための、パドックというやつです。&lt;br /&gt;　この列の前のほうに陣取って、お目当ての馬が来るまで待機するのが、競馬の現場流（何時間も）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　でも今回はグイグイ入っていく。&lt;br /&gt;　後ろからついてきたお母さんいわく、あたしが前につめていったら「何だよ」って顔でみんな振り返るけど、背の小さい女子だと知ったら優しく身を引いてくれていたらしい。&lt;br /&gt;　ウホッ、外身がこまい女の子でよかったっ♪(ﾟ∀ﾟ*)＜中身は老成したじいやです。&lt;br /&gt;　そうしてまわりのお客と同じく、馬について連れとあーだこーだ言いながら、カメラをかまえて待っていると、キタ～～～！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_11.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Photo_11&quot; height=&quot;240&quot; alt=&quot;Photo_11&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/04/12/photo_11.jpg&quot; width=&quot;180&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　きやあああブエナビスタ！&lt;br /&gt;　一斉に、ｶｼｬｶｼｬｶｼｬｯ! とフラッシュがたかれた。というのに・・・&lt;br /&gt;　ううむ、他馬とは世界が違う、落ち着いた歩み。動じない、しっかりとした思考（があるような感じ）。&lt;br /&gt;　この子は、すごいぞ。というオーラがある。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　主戦騎手、安藤勝己がまたがって、いざ出陣！（騎手って間近で見ると小人さんみたい）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_13.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Photo_13&quot; height=&quot;240&quot; alt=&quot;Photo_13&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/04/12/photo_13.jpg&quot; width=&quot;180&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/a&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そのとたんに、どやどやと、まわりにいた人々が民衆大移動。&lt;br /&gt;　レースコースの見える本馬場に、ぎゅうぎゅう、また見やすいところまで入り込んでいくワタシ＆お母さん。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　２階の指定席後ろからは、正面の大画面（ターフビジョン）と、まあるいコース奥のスタート位置から、手前の最後の直線４００メートルほどが一望できる！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_14.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_15.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Photo_15&quot; height=&quot;200&quot; alt=&quot;Photo_15&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/04/12/photo_15.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 　　　&amp;nbsp; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　←出走馬と共にコースに登場する誘導馬。&lt;br /&gt;　　かなりおしゃれしてます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_10.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　すっごい人！　始まるぞ～！　稀代の名牝が出る、歴史的なレースが！　みんなの興奮や真剣さ、気運が高まる。&lt;br /&gt;　みんなの注目はもちろん、圧倒的１番人気のブエナビスタ。&lt;br /&gt;　彼女のゼッケンは９番、手綱は黄色、ジョッキーの帽子も黄色で、勝負服は黒に赤い×マーク。&lt;br /&gt;　そうして、レースが始まった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　衝撃の映像→&lt;a href=&quot;http://www.youtube.com/watch?v=HiGTEto3U4M&quot;&gt;http://www.youtube.com/watch?v=HiGTEto3U4M&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ブエナビスタは後方からのスタートで、最後４００メートルの直線に入っても、大外回りの距離ロスで後ろの方。&lt;br /&gt;　その時わたしのまわりの観衆から、絶望的な声があがった。だめだ！　これは無理な場面だ。でもみんなの目はブエナビスタから離れない、いやもう、離せなかった。&lt;br /&gt;　最下位ほどの位置から、ぐんぐん他馬を突き抜けて上がってくる。うそ、ありえない、すごい、すごいすごい、☆△◆○□～～！！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「すごいっ！きたっ！！やーーーっ！！ブエナがんばってっ！！キャ＝＝＝！！◇◎▽■○☆～～～～！！！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　となりは知らんおっちゃんだというのに絶叫。黄色い歓声どころか、声の裏のものすごいとこから、叫びが出た。&lt;br /&gt;　興奮のあまり、なぜかお母さんと手をがっちりつなぎ、ギャーギャー言いながらその後、競馬場内を徘徊したという。。&lt;br /&gt;　つい先日行った、うちの会社の野球部の応援団にいてさえ、叫びひとつあげなかったというのに、こりゃあ、、すごい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　大きく広がったたくさんの馬たちを、外からぐんぐん、後ろの端っこから、先頭のさらにその先のゴールまで、ブチ抜いた。&lt;br /&gt;　あの、生で見る感動は・・・。&lt;br /&gt;　この暑い中、人ごみの中、遠い中、金かかる中、何をしにきたって、これを見に、このすごい瞬間を見に、みんなここに集まって来たのだ。&lt;br /&gt;　あの神がかった、奇跡に近い強さを、生身で目の当たりにするために。&lt;br /&gt;　すべての興奮や雑念や緊張感を、あの一陣の風に巻き込まれて、突き抜けられるために来たのだああぁ。。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　（ ﾟρﾟ）ﾎﾟｶｰﾝ&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　レースが終わったとたん、みんなぞろぞろ帰っていく。&lt;br /&gt;　表彰式を見に行くと、コースの上で、踏み荒らされた芝生をおばちゃんたちがステッキで叩きながら整備している。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_16.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/04/12/photo_17.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Photo_17&quot; height=&quot;200&quot; alt=&quot;Photo_17&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/04/12/photo_17.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　←我が家では「ぱっぽんおばさん」と呼んでいる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　単勝は最終的に、１．２倍だった。ブエナの馬券買ってても、１００円が１２０円にしかならない。&lt;br /&gt;　すごい人気と、期待と、現実と、達成感、だったなあ。&lt;br /&gt;　あまりの興奮に、途中から文にですますがなくなってしまった。（ま、いいか）　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ほんとに、馬はすばらしい&lt;img class=&quot;emoticon horse&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/horse.gif&quot; alt=&quot;horse&quot; /&gt;　しかもかわいい、愛すべき存在。&lt;br /&gt;　あんなにがんばってるんだもん。いつ肉になるか知れない中で。。&lt;br /&gt;　こうやってまた、競馬の勝負の世界に酔いしれてしまうのでした。&lt;br /&gt;　ブエナ万歳！（最後には、ブエナちゃん、と呼んでしまっていた*）　これからも応援していくぞ！　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　&lt;br /&gt;　エッ、馬券？　買わないよ。ギャンブルはしないタチなの（銀行員ですから）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ギャンブル</dc:subject>

<dc:creator>こさっぺ</dc:creator>
<dc:date>2009-04-12T20:46:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-039e.html">
<title>ｹｺｰﾝ！</title>
<link>http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-039e.html</link>
<description>　ｹｺｰﾝしました！ 　もちろん初めてです。 新郎 　　 　あたし 　新郎は、政...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　ｹｺｰﾝしました！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もちろん初めてです。&lt;br /&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/03/23/p1000087_2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;P1000087_2&quot; height=&quot;200&quot; alt=&quot;P1000087_2&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/03/23/p1000087_2.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;br /&gt;&amp;nbsp; &lt;br /&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/03/23/p1000087.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;&amp;nbsp; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &lt;br /&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;br /&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; &lt;span style=&quot;font-size: 0.8em;&quot;&gt;新郎&amp;nbsp; 　　&amp;nbsp; &amp;nbsp;&amp;nbsp; 　あたし&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 0.8em;&quot;&gt;　&lt;/span&gt;新郎は、政府系金融機関の人です。&lt;span style=&quot;font-size: 0.8em;&quot;&gt;&lt;br /&gt;　&lt;/span&gt;いやいや。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　友達の結婚式に、初めて行きました。（叙述ﾄﾘｯｸﾊﾞﾝｻﾞｲ&lt;img class=&quot;emoticon heart02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart02.gif&quot; alt=&quot;heart02&quot; /&gt;）&lt;br /&gt;　ドレスも買って、靴かばんも揃えて、お祝い金に新札包んで、&lt;br /&gt;　美容師の兄ちゃん、髪のセットはギャルっぽくせんといてなって言うたのに o(｀ω´*)oﾌﾟﾝｽｶ!!&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この式に先がけて、こさっぺは新婦（小学校時代からのトモダチ）はしもっさんに、ある制作を頼まれていた。それは、&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;span style=&quot;color: #ff3399;font-size: 1.2em;&quot;&gt;&lt;strong&gt;似顔絵ボ～ド～～～&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;img class=&quot;emoticon note&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/note.gif&quot; alt=&quot;note&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ウェルカムボードとも言うらしい。&lt;br /&gt;　いまどきの結婚式の形式なんて全然知らなかったので、それが何なのかもわからなかった。受付にキレイに飾って、参列者たちをお迎えするボードだそうです。&lt;br /&gt;　この似顔絵を書くために、新婦さんに、彼氏（のちの新郎さん）に会わせてもらいまでした。そして２人の写真を撮りまくったという。&lt;br /&gt;　ちなみにこれが写真見て描いたラフ。&lt;br /&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/03/23/photo.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Photo&quot; height=&quot;133&quot; alt=&quot;Photo&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/03/23/photo.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &lt;br /&gt;　新郎からは「かわいいキャラ化した感じがいい」、&lt;br /&gt;　新婦からは「カレのタレ目とあたしのツリ目もちょっと修正」、との依頼があったので、こんな感じに。&lt;br /&gt;　全部色鉛筆で描きました。&lt;br /&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;br /&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/03/23/photo_2.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/03/23/photo_3.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Photo_3&quot; height=&quot;187&quot; alt=&quot;Photo_3&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/03/23/photo_3.jpg&quot; width=&quot;250&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　何を隠そう式の10日前に描きあがったのだけど、この絵を描かせてもらったおかげで、世界がパッとひらけた。&lt;br /&gt;　いろんなことが、晴れ渡るみたいにわかった。モーゼの十戒みたいに、パッと。&lt;br /&gt;　人のために絵を描くのはいいことだ、とか、次つきあう人とは最初から全開で好意を表そう、とか、自炊でいっぱい料理をつくろう、とか、気負わんとフツーに書こう、とか。&lt;br /&gt;　で、そう思わせてくれる『絵』を、もっと描くべきやなぁ、と思った。&lt;br /&gt;　そうだ、絵、習いにいこう！&lt;br /&gt;　プロのイラストレーターになれるようなとこ。&lt;br /&gt;　今すぐおしゃれに、着替えて　友達さがしに、行こうよ～♪&lt;span style=&quot;font-size: 0.8em;&quot;&gt;（ｂｙちびまる子ちゃん）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そう、おしゃれも結局、人と仲良くするためにあると思うんだ。&lt;br /&gt;　きのう、結婚式に出る前までは、見たら、あたしも早く結婚したい！　とか思うんだろうなぁ　と思ってたけど。。&lt;br /&gt;　逆に、焦らんとこう、と思った。&lt;br /&gt;　彼氏や結婚なんかは、なるにまかせよう&lt;img class=&quot;emoticon wave&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/wave.gif&quot; alt=&quot;wave&quot; /&gt;みたいな。&lt;br /&gt;　それより、周りの人を大切にしよう、と思った。&lt;br /&gt;　友達や、家族、恩師、いろんな仲間。&lt;br /&gt;　人にやさしくなりたいなあ、と強く思った。この気持ちを忘れないでおこうと思った。&lt;br /&gt;　作家修行をしている間は人との関わりはなるべく断つべきかと思ってたけど、ほんとは友達といっぱい遊びたいんだよう！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんな、人の集まりには種類があると思うんだけど、&lt;br /&gt;きのうは、『教師の会』だった。&lt;br /&gt;　新婦のはしもっさんが、まず教師。〈小学校・音楽担当〉&lt;br /&gt;　スピーチが、〈新郎新婦の高校恩師〉の女性。同じクラスの中で結婚したので、その喜びを語る。&lt;br /&gt;　乾杯音頭が、あたしらの〈小学校恩師〉の女性。&lt;br /&gt;　でもって新婦友人挨拶＆２次会司会進行が、教育大のトモダチ。〈幼稚園の先生・小学校の先生〉&lt;br /&gt;　その他友人、若くてキレイな女の子たちも、〈教師〉のオンパレード。&lt;br /&gt;　教員だらけの中でわかったのは、女の子でも、教師はパワフル！&lt;br /&gt;　しっかりしてて、的確な行動力と、ハキハキした明るいしゃべり方、人に与えられる知恵があって、人に教えられる優しさがある。あと、何人もを束ねるパワーがある。人をまとめあげる吸引力というか。&lt;br /&gt;　小鳥みたいな声でしゃべる女の子たちの、どっしりした強さといったら！&lt;br /&gt;　２次会の最後の最後には、新郎も、&lt;br /&gt;「実は会社を辞めて、今から３年大学院行って、教員なります」&lt;br /&gt;　と重大発表。お前もかい！&lt;br /&gt;　あたしも学科で教職とれてたらなぁ、美術の先生なりたかったなぁと憧れたり…。&lt;br /&gt;　ダンナが院出て稼ぐまでは、新婦のはしもっさんが、教鞭をふるって家計を支えるそうな。めでたやめでたや。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/03/23/photo_5.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Photo_5&quot; height=&quot;133&quot; alt=&quot;Photo_5&quot; src=&quot;http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/03/23/photo_5.jpg&quot; width=&quot;100&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &amp;nbsp;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&amp;nbsp; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size: 0.8em;&quot;&gt;あたし　&amp;nbsp; はしもっさん（新婦）&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　人間観察も面白く、ステキな、いいお式でした&lt;img class=&quot;emoticon heart04&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/heart04.gif&quot; alt=&quot;heart04&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　全ての人が、幸せになれますように( ＾人＾ )&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>こさっぺ</dc:creator>
<dc:date>2009-03-22T23:47:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-2277.html">
<title>写文と真似文</title>
<link>http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-2277.html</link>
<description>――文章が上達するには、好きな作家の文章を写してみるといいよ。 　と、よく人にも...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #0033cc;&quot;&gt;――文章が上達するには、好きな作家の文章を写してみるといいよ。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と、よく人にも書にも聞く。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そうか、写文か！　と思って写してみるけど、どうも文章の真髄まで迫れない。&lt;br /&gt;　表面の形式だけは薄くわかるけど、それだけじゃいかん気がする。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　やっぱ、読んで、その世界に浸らなあかんなぁ、と思ったりする。&lt;br /&gt;　なので、このたび、読んで、ほほぅと感嘆した文を、真似て書いてみることにした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #ffcc33;&quot;&gt;～&lt;/span&gt;面白い本を読んだ後って、その世界観とか、文体とかが、自分の中に残ってたりしません？&lt;span style=&quot;color: #ffcc33;&quot;&gt;&lt;br /&gt;～&lt;/span&gt;それが、自分なりのコトバで文章になって、頭の中に流れてきたりしません？&lt;br /&gt;　その読みたてホヤホヤのうちに、書いてみなきゃ！　と思うわけである。名付けて真似文&lt;img class=&quot;emoticon diamond&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/diamond.gif&quot; alt=&quot;diamond&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今回読んだ「ヤマトタケル」（氷室冴子：著）では、ヤマトタケルが東方遠征して、帰還するときに、尾張の国の巫女、美夜受姫のもとに夜這いしにいく（ええんかい！）というシーンがあるんだけど、そこが印象的だったので、真似て書いてみます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #ff3399;&quot;&gt;――闇夜に突然現れたこの男と、私はまぐわい、人生を交錯させ、肉をやぶりつらぬく苦痛と、濃い蜜のように甘美な夢想と、天にものぼる幸福と、胸を切り裂く嵐のような苦痛と、心の膿みをさらす恥辱と、身を削り魂をとぎすます成育を、共に経験するのだろう。&lt;br /&gt;　この、熱い肌を玉の汗でしめらせ、上下する胸をしなやかな筋肉でおおい、純真な強い目でまっすぐ私を見ている男となら、それらを共に経験するに相応しいと――いや、そうしたいと思った。&lt;br /&gt;　だから、私は肌を合わせた。そしてこの男こそが、深く愛すべき、私の新たな神であると知った。&lt;br /&gt;　嗟々、ただ陽気にふうわりと咲く、満開の花であった私は、春の嵐の突風に揉まれ、花びらを散らされ、ねじられ、揺らされ、乱舞するふぶきになってしまった。&lt;br /&gt;　春の神のようだわ、あなたは。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と、あたしのコトバで書くとこうなるんだけど、参考元になった原文を、次は写文してみます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #339933;&quot;&gt;――その夜、王子はわたしの閨処を訪れた。&lt;br /&gt;　けれど、小灯りが王子の片頬を照らす間もなく、王子はすばやく褌を脱ぎ、焦れたようにわたしを突き転がした。&lt;br /&gt;　飢えて乾いた喉を潤そうとするように激しくわたしの唇を吸い、押しつけ、そして怒ったように、ふいに身動きした。&lt;br /&gt;　わたしは逃げる素振りもみせなかった。&lt;br /&gt;　なのに王子は、赤子がやみくもに母を求めるようにわたしの乳房を摑み、咬みつき、わたしの中で泳ぎ回るのだった。&lt;br /&gt;　魚だわ。&lt;br /&gt;　あの白い魚のようだ。&lt;br /&gt;　　　　　（中略）&lt;br /&gt;　研いだ刀のような鱗をわたしの壁に押しつけ、刻みつけながら、泳ぎ回る聖なる魚。&lt;br /&gt;　網にからまれ、もがき、燦めく銀の鱗を惜しげなく散らしながら、わたしの海で跳ね泳ぐ一匹の、無数の魚。&lt;br /&gt;　わたしの目に涙が溢れ、声にならない声が迸った。&lt;br /&gt;　　　　　（中略）　&lt;br /&gt;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #339933;&quot;&gt;　わたしは王子のために、神を棄てた。&lt;br /&gt;　族人を守り、春ごとに土を新たに生かし、稔りを約束してくれる尾張の神を旧神として棄てた。&lt;br /&gt;　わたしの神は倭建だと、心に決めた&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #00cc00;&quot;&gt;。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もう、こりゃ、技術の差が浮き彫りですね。表現方法とかも再認識させられるし。古代の風俗ってこう表現するんやぁとか、こんなモチーフでの表現方法もあったのか！　と思ったり。&lt;br /&gt;　あたしの文、反省点がいっぱいある。。文は長いし、同じような表現多いし。シチュは合わせて書いてないけども。&lt;br /&gt;　ちなみにエロ文書くのは、けっこう好きだったりします。面白いじゃんね、色んなものが内包されてて。表現技法いっぱい使えるし。&lt;br /&gt;　ﾊｯ∑それが描写ってことか！&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これは、ええ勉強法を開発したぞっ&lt;img class=&quot;emoticon smile&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/smile.gif&quot; alt=&quot;smile&quot; /&gt;&lt;img class=&quot;emoticon book&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/book.gif&quot; alt=&quot;book&quot; /&gt;と思うわけです。&lt;br /&gt;　書いて読んで書いて読んで書いて・・・（以下ｴﾝﾄﾞﾚｽ）&lt;br /&gt;　写文は奥が深いなあ。～&lt;img class=&quot;emoticon sun&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/sun.gif&quot; alt=&quot;sun&quot; /&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>小説</dc:subject>

<dc:creator>こさっぺ</dc:creator>
<dc:date>2009-03-07T13:22:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-ab9a.html">
<title>お経を読んでみる</title>
<link>http://kppe-albino.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-ab9a.html</link>
<description>　やっと自己課題の10枚小説が書けたよ～ 　こさっぺです。...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　やっと自己課題の10枚&lt;a href=&quot;http://kppe-etude.at.webry.info/&quot;&gt;&lt;strong&gt;小説&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;が書けたよ～&lt;img class=&quot;emoticon happy02&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/happy02.gif&quot; alt=&quot;happy02&quot; /&gt; 　こさっぺです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　&lt;br /&gt;　自分の 傲慢 さを祓うために、入山して修行がしたい～&lt;img class=&quot;emoticon cloud&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/cloud.gif&quot; alt=&quot;cloud&quot; /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　けどいちおう銀行勤めのＯＬやから、そんなわけにもいかず、行き帰りの電車で、お経の本を読んでます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　はんにゃ～は～ら～なむなむなむ。。（-人-）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　若干わけわからんくて、頭ん中カラッポになるのがいい。こんどうちの会社の写経行事もあるし。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これ、なかなか良いよ。　　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『ポケット　般若心経』　（中経文庫）&lt;span style=&quot;color: #0000ff;&quot;&gt;&lt;br /&gt;　　　&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000ff;&quot;&gt;　　　&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062741024/nifty05-nif121636-22/ref=nosim&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;/a&gt;　　　　　&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062741024/nifty05-nif121636-22/ref=nosim&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;img title=&quot;ポケット般若心経 講談社の実用Book (大本山読経ＣＤ付き)&quot; height=&quot;178&quot; alt=&quot;ポケット般若心経 講談社の実用Book (大本山読経ＣＤ付き)&quot; src=&quot;http://ecx.images-amazon.com/images/I/21F59V5PPTL._SL160_.jpg&quot; width=&quot;111&quot; align=&quot;left&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;WIDTH: 111px; HEIGHT: 178px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000ff;&quot;&gt;　　　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000ff;&quot;&gt;　　　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000ff;&quot;&gt;　　　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000ff;&quot;&gt;　　　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000ff;&quot;&gt;　　　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;著者：ひろ さちや&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062741024/nifty05-nif121636-22/ref=nosim&quot; target=&quot;_blank&quot;&gt;&lt;strong&gt;ポケット般若心経 講談社の実用Book (大本山読経ＣＤ付き)&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;color: #0000ff;&quot;&gt;　　　&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;――――――――――――――――――――&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;（３/８）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;きょう、写経してきました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;お経の呪文ってどういう意味なんやろ、と思って書いてて、なんとなくわかった内容を、４行でまとめてみます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;つまり、&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;どうせ（この世なんて）何もないねんから、苦しいこともないやん。&lt;span style=&quot;color: #0066cc;&quot;&gt;《色即是空》&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;それより、（せっかく生きてるねんから）人にええことしようよ。&lt;span style=&quot;color: #0066cc;&quot;&gt;《般若波羅蜜多故》&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;これほんまやで。&lt;span style=&quot;color: #0066cc;&quot;&gt;《是無上呪》&lt;/span&gt;&lt;br /&gt;ＧＯ！ＧＯ！（ええことしよう、どんどん行動しよう！）&lt;span style=&quot;color: #0066cc;&quot;&gt;《羯諦羯諦》&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;と、いうことらしい。↑この１行目（全部幻）について、長々説明してある。&lt;br /&gt;小難しいけど、内容は超ポジティブ！&lt;br /&gt;お坊さんも、もっと明るいメロディで歌えばいいのに〜&lt;img class=&quot;emoticon note&quot; src=&quot;http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/note.gif&quot; alt=&quot;note&quot; /&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>日記・コラム・つぶやき</dc:subject>

<dc:creator>こさっぺ</dc:creator>
<dc:date>2009-03-01T20:03:00+09:00</dc:date>
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