映画・テレビ

学問よすすめ

NHKでやってる「100分で名著」という番組がおもろい。

今日のテーマは福沢諭吉の『学問のすすめ』

天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず、ただ

自分で勉強しねーと誰も上に行けねーけどなっ。

というキビしい精神をといた名著らしい。(全く平等精神じゃないのね)

この番組、ええわ〜。
多分これ一冊読んだら5〜6時間以上かかるだろうけど、100分で「つまりこういう事が言いたいねん」ということを、わかりやすく教えてくれる。

本ばっかり読んでると目が悪くなってくるもんなぁ。

とにかく、諭吉が1万円になったのがよくわかった。

さすが、NHKには他にも名番組が多くて、
「歴史秘話ヒストリア」は歴史人物のドラマを追っていて、その周辺の歴史を知らなくても面白い。
「タイムスクープハンター」は、未来人が過去にタイムスリップするというチャチいSF的なつくりだが、その時代に生きる一般人のくらしがわかる、歴史ドラマ。
「さかのぼり日本史」は地味だけど歴史の勉強になる。
大河ドラマ「江」はいわずもがな。

あと民放では、TBSの
「ザ・今夜はヒストリー」が最近始まり、歴史的なある事件の1日を、お昼のワイドショー的にとりあげて解説してくれる。
あともう終わっちゃったけど、テレ東でやってた
「平家物語の人々」は、平家物語の名シーンを、古典芸能者が朗々と読み上げてくれて良かった。

って歴史モノばっかりだな。
他にもあるんですよ;
NHK「地球ドラマチック」とか「日曜美術館」とか……
NHKの回し者みたいだな。いや、テレビはごはん食べる時に見るくらいですよ、ええ。
たまに感動して見入っちゃうけどね(:_;)

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日本沈没くらいのレベルで

映画の『日本沈没』みた。

いま見るとタイムリー……。

これだけの危機感ある映画があっても、実際に災害が起こらないと、政府も誰も対策に動きださないんだなぁ。。
創作物で大切な何かを強く訴えたとしても、現実の社会を動かせるような、貢献力なんてないんじゃないか。
そんな傲慢な無力感を感じつつも。。

とにかく! 処理を後手後手に回さずに、常に先手を打たないと。
地球が生きているかぎり、安全神話は“神話”にすぎないんだもの。

とにかく高台へ引っ越すべきか。
はぁぁ。。原発はやく止めて、経済力のあるうちに、自然エネルギー大国にならないかな。

地球と仲良くなるために、なるべくecoに暮らそうclover

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歴女デビュー!

 ついに、ついに歴女デビューしました!

 そう言うと、
「前から歴女だったじゃん」
 とみんなに言われるのだけど、さにあらず。

 歴女とは……
 今若い女性の間でブームになっている、戦国時代とか幕末の英雄にキャアキャアいう、ちょっとアブない乙女たちのことなのだっ!
 今流行っている歴女ブームというのは、TVゲームの「戦国BASARA」とか「薄桜鬼」(新撰組もの)とかをやって、男同士の恋に妄想を抱く乙女たちの、熱狂的なオタクパワーが大きな源になっている、らしい。
 というのを、さいきん日本橋の電器屋街にある[オタロード]とやらを徘徊してみて知った。

 なので、あえて王道の「BASARA」「薄桜鬼」というゲームには手を出さず、より歴史に忠実(?)な、「戦国無双」「幕末恋華・新撰組」のゲームをプレイし、同時にその時代の文献を読むことで、戦国時代や幕末の面白さに手を出してみた。
 つまり、若い女の子の流行に乗ってみちゃったnoteのさ☆

 今までこさっぺは、古代から平安時代までには興味があったけど、武士が出てきてからの時代は、戦いばっかで少年マンガっぽすぎて、情緒もないし全然おもんない。
 と思っていた。
 いやしかし、私は間違っていた。。
 歴史の勇者たちを知ることで、こんなにも世の中に、楽しめる作品が増えるなんて!
 今までオジンくさいと思っていた司馬遼太郎の本や、黒澤明の映画も、
 めんどくさくて見てなかったNHKの大河ドラマも、
 『源氏物語』は好きなかたわら、足蹴にしていた『平家物語』も、
 実は古代まで起源をさかのぼれる、忍者モノなんかも、
 世の中に、楽しめる作品がうーー~んと増えたのだ。

 しかし、好きな武将同士をくっつけて妄想するという、BL(おホモだち)好きの素養は、私にはとんとなかった為、その深遠までたどりついて楽しむことは、残念ながらできないでいる。(まあ、どうしても必要なら、ホモ話も描けるけどね)

   

 そんな歴女の登竜門をくぐらせてくれた、記念的な作品、
        『戦国BASARA』(アニメ版) の映画 を、
 水曜日のレディースデーに、歴女として見にいくことに、ついに成功したッ!

 そう、今までは、隠れ歴女として生きてきたけど、これからは違う。
 だって今や歴女は、社会の表舞台に立っているんだもの!
 このアニメをわざわざ劇場まで見にいって初めて、歴女に公式デビューするのよ!rock

 と意気込んで、平日のお昼に、ルンルン見にいった。(ちなみに芸大卒の女子で、映画を1人で見にいけることはデフォルトである)

 劇場に足をはこんでみると、場内は若い女の子たちで溢れていた。
 平日の、昼間だったにもかかわらず、だ。
 ぞくぞく集まってくる歴女たちの顔を見ようと、自分の座わった席から、後ろを見わたすと……

 人、多っ!

 座席はみごとに、若い女の子たちでビッシリ埋まっていた。上のほうの端の席まで、すき間なく、女子が詰まっている。
 今まで見にきた映画館で、こんなに人が多いのを見たことがなかった。早めにチケット買っといて正解だった。

 これが歴女たち……!
 顔や服装は意外と普通な、若い女の子たちの集団。こんな平日に、いったいどこから湧いて出たんだ(笑)
 みょうな熱気にあふれていて、ほのかにオタクな香りがする……。私もこの人たちの仲間に入るのねっ、と感無量だった。

 劇場では、参加者(?)全員プレゼントのステッカーがもらえたり、本編が始まる前に、アニメキャラクターによる映画視聴ルール説明があったり、アニメのストーリーダイジェストまであったりした。
 そんな中、キャラのセリフひとつひとつに、まわりの女子からキャハキャハ笑い声が上がる……。
 奇妙な空間の中で、
(うん、日本の女の子たちは元気だ)
 と思いながら、みんなから溢れる熱意とひとつになって、映画を鑑賞できた。

 見ていると、やっぱりギャグアニメだし、本多忠勝はガンダムで出てくるし、プロダクションI.Gが制作したアニメーションは美麗だし、ラストの足軽ダンスは進化してるし、
 間違いなく、これは歴女ブームの一時代をつくった作品だなぁと思った。
 歴史のハチャメチャな脚色に、叫びまくる声優も頑張っていた。
 何はともあれ、戦国モノに、これだけの乙女を動員した功績はすばらしい。

 最後に、エンディングテーマはもちろん、T.M.Revolution.の「FLAGS」
 
http://www.youtube.com/watch?v=eC8ZUq6fqH8&feature=related
 (このバックダンサーの踊りを、足軽たちがやっていた)

 映画が終わって光がついたとたん、ガールズたちの笑い声がわきおこったのも、何ともいえず痛快だった。

   

 さて、ストーリーについて、歴女的視点では……(ここから下はネタバレかもよ)

 関ヶ原という大決戦場において、日食がおこり、信長の怨霊が最強ラスボスとして出てくるあたりが、最近読んだ逆説の日本史〈1〉古代黎明編という本にあるとおり、
 日本神話におけるアマテラス太陽神の“天の岩戸がくれ”や、日本人の、怨霊をもっとも恐れる信仰に通じており、
 最後に怨霊信長をたおして、太陽があらわれ、その下で仲間たちが輪になって寝ころんで“大団円”というラストには、
 日本人の日輪(太陽)信仰や、“和(輪)をもって貴しとなす”精神が、色濃く反映されているなぁ、と実感した。

 あと、伊達政宗と真田幸村の、宿命の対決の場面を見ていると、
 小学校の時、運動会の騎馬戦で、馬を組みながら見ていた、大将同士のぶつかりあいを見ているような、
(ウチの大将の方が強いんだ!)
 みたいな熱い気分になって、今更ながら、
(運動会の騎馬戦って、戦国合戦の戦いをまねてたんだなぁ)
 と思ったりした。

   

 やっぱり歴史を学ぶのはおもしろい!
 血のつながった祖先たちの、血塗られた頑張りがあってこその、今の私たちなんだと痛感できる。
 これからももっともっと、歴史や文化の宝を掘りおこしていきたい。
 もちろん、今流行の、きらめく歴女としてshineheart01

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映画『アレクサンドリア』にめざめる

レディースデーにお1人さまで映画館に行くのはよくあること。

なんとなく惹かれて見に行ったこの映画『アレクサンドリア』は、5段階評価で久々の★★★★★(5つ星)!
せっかく安いレディースデーに行ったのに、パンフレット(700円)まで買ってしまった。

内容は、ちまたで話題な本『図書館戦争』よりも、図書館戦争な話だった。
古代の学術都市アレクサンドリアに生きる、天文学者の美しい女性ヒュパティアと、彼女を愛する男たち、そして宗教戦争を描いた作品。

何より圧巻だったのは、有名なエジプト大図書館の破壊シーン!
古代の知識をしるした貴重な書物たちが、暴徒と化したキリスト教徒たちに破壊され、焼き尽くされていく。
あたしは今アトランティスのことを調べていて、失われたアレクサンドリア図書館の資料から知りたいことがたくさんあったのに。
貴重な書物の1文字1文字は、宝石にも代えがたい宝物なのに。
人類の遺産たる本が、こんな醜い宗教戦争で破壊されてしまうなんて!
くやしくて涙が出た。
本を焼くなんて許せない!!
この映画のテーマは、「戦争は全てを破壊する無駄なもの」というのが1つあったんじゃないかと思う。

もう宗教なんて、神さまなんて何でもいいじゃん。争わないことが愛なんでしょう?って思うけど、
でもこの場所では、宗教は生活に直結するものだから、人々があんな必死になったんだろうなぁとも思う。
奴隷が当たり前の古代神崇拝世界からすれば、キリスト教の出現は確かに「救い」だったんだろう。
イエスが、
「女は男の上に立つな」
「女は社会に出ず、家の中で貞淑に、静かにしていろ」
とか言ったと、悪の教主役は言った。
ハァ(゜Д゜)? マジで、死ねやannoy
と思ったけど、多分イエスさんそんなこと言ってないと思う。
後の色んな奴らが、福音書やら何かで、そんな風に曲解して伝えたんだろう。
だから教徒はただの人間なんだ。
イエスさんとゆー、神並みにめっちゃいい人が現れて、それをワッショイワッショイして、暴走と破壊を繰り返す宗教戦争を起こした。

そして、ヒュパティアという高名な学者をとらえ、魔女として惨殺した。
特殊な者は、非凡な者は、まつろわぬ者は、出る杭として打たれるのだ。
でもその生き様は、やっぱり最期まで美しかった。
ここまで感応できるのは、あたしも多分「特殊」だからなのだ。
学者だったヒュパティアとか、
作家のカリスマ(氷室冴子とかheart01)みたいな、
特殊な女性として、堂々と社会を生きよう。
社会に迎合しようとしたら、私が私でいられなくなる。(OLをしたら、精神が崩壊した経験アリ)
特殊でいい、反社会的でいい、あたしは魔女になるshine
と思えた作品だった。

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アンチ『ドラゴン桜』

やったーついに頭痛がなくなった\^o^/

後は熱とダルさと花粉症だけやな☆
徐々に快方へ向かっております。

で、久しぶりにTVドラマの『ドラゴン桜』見たら、いま一線級で活躍してる俳優らが、めっちゃ若い、小粒ちゃんな感じで出てたw

あれって、「東大出て日本を変える偉人になっていこうぜ!」って話じゃなくて、
「東大入って社会の支配者階級になったモン勝ちだぜ!」って話なのね。
志低くてショックを受けたぜよ(´3`)
そんなんじゃ坂本龍馬みたいな社会の開拓児じゃなくて、金と権力にまみれた腐った政治家みたいなんを量産しちまうぜよ。
そんなんに「誰でも東大行ける!」ようになられても困るぞ。

第一、学歴で官僚とか選ぶから国がおかしいことなる。
人格で選べ、人格で!
人格偏差値作ろうや(・∀・)

しかし、社会というのは確かに学歴で序列をつけている。

元職場でのある会話。

「オレ関大卒ー」
「俺、立命」
「おれは関学」
「あの人は同志社でしょ?」
「頭いいなァ〜」

          はァ?
            ドン引き

本当に学歴自慢しあってる人がいるよ。。信じられない。
東大や京大なわけでもないのに…。
ほんまにカルチャーショックでした。

関関同立とかは、人間の潜在能力を持ってすれば、「真面目に勉強をし続けた人」が、行けるとこなのだと思う。それを自慢するということは、「自分がいかに社会の序列に従順に従い、これからもいかに真面目にそれを守って生きていくか」を自慢しているように聞こえる。
自分がいかに優秀な、社会の歯車であるかを自慢する。それが正しい。それ以外の道に出ることは考えない。
頭がおかしくなりそうだった。ここにはいられないと思った。

だって、学歴社会であがめられている、本当に頭がいい人というのは、学力があまりにも高い人というのは…
    馬鹿 なのだ。

天才と馬鹿は紙一重、とはよく言ったもので、ある分野に特別秀でた能力を持つ者は、違う分野ではまったくの馬鹿だったりする。
あたしはそんな天才馬鹿坊をよく知っている。

何を隠そう、うちのお父ちゃんだ。
国立大卒の、うちのおとん。その兄も京大卒とかで、おばあちゃんがよく自慢していたのを、悪夢のように覚えている。
しかし小学生のあたしには、国立大卒の父より、高卒の母のほうが、はるかに頭がよく、幸せに見えた。
小学生にして、学歴社会の果てを悟ったと言っていい。
なのに、学歴がないからとコンプレックスを持つ母を見て、「これは違う!」と思った。
あたしは学歴じゃない、本当に頭のいい、人格の立派な人になりたいと思った。
学歴やブランドじゃない、己の才覚で生きていきたかった。

その後、中学生になって貰った通知簿で、京大卒とやらの叔父の中学時代の通知簿(おばあちゃんに自慢げに見せられた)より上なのを見て、ざまあミロ、と思ったもんだ。
中学高校も、結局学歴社会だったから、あたしは反旗をひるがえして、絵とストーリーの実技試験だけで、芸大に行った。

それでもちゃんと大学へ行ったのは、親の願いもあるけれど、「一般的な人生のレールに乗ってみないと、一般的な人たちの気持ちに沿った作品が描けない」と思ったからだった。
そして就職も、学歴が良くなかろうが己の力で就職してみせるぜ、という、「テストの点さえとってたら授業中マンガ描いてても先生文句言わないでしょ?」とゆう中学生の頃の負けん気と似たような感じで挑んだのだ。
ほんで社会人経験も3年以上したから、もういいだろう、とゆうことで、本来病気にならなかったとしても、このへんで1つ目の会社はやめていただろう。

が、あたしは元来とても反逆的な性格なのだ!
言いたいこと言わんと気がすまんタチなのだ。
本当は会社辞める時、殿の前で歌いだして小躍りしたかった。
しかし、人間として大切なものは、飾り立てた外面じゃなくて、心だ! 人格の立派な人間になりたい、との志があるから、やりたいことは全部おさえつけて「OL」をやってきて、病に冒されていったのだった。

学歴も、社会的地位も、常識的な枠も、重い殻は放り捨てた。
あとは己の才覚のみで、自分を丸出しに表現して生きていくのみだ(・∀・)
東大馬鹿には混じらないぞッfuji

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みんなが正義の味方を求めるワケ

映画の「蟹工船」を見た。
最近この古い作品がヒットしたのは、今の社会背景が影響しているらしい。なるほど、これは社会の縮図なのだなあ。

やはり、社会は汚い者が上にいくようにできている。
上の者は下の者が倒れても、よけい自分を正当化させるために、狂気のように痛めつける。
下の者をおさえつけ、自分のことしか考えない。
だからみんな上に上がろうとする。
みんな汚くなる。

社会に出た経験から、それが実感としてわかった。
「せちがらい世の中」とはよく言ったものだが、社会のピラミッド構造というのは、本当に汚い塊でできているのだ…!

だから、みんな「正義の味方」を求めるのだ。
小さい頃から、不思議に思っていた。
なんでこうもワンパターンに、「正義の味方」とか「純粋さを貫く主人公」ばっかりが、お話に出てくるのだろう?
それは、現実が全く美しくないから、辛く苦しい社会を生きているから、みんなが正義の出現を望んでいるのだ。
現実にはありえない、はかない夢だから、それを渇望している。
それがみんなの望みだから、「ワンパターン」になるんだ。

汚さと欲にまみれた世の中だからこそ、正しく美しいものを信じて、「正義」や「愛」や「純粋さ」や、輝く清いものを描いていこう。
みんなの求めるものを、
表現で見せられる人になりたい。
才能と理想だけあって金のない?ボヘミアン精神とゆうやつだ。

金欲うごめく社会のピラミッドの上から、汚い声で罵倒されてもかまわない。
私は信じる道をいくゾ。
自分の運命と、自由と、愛と、美を勝ち取るのダッ!+

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NHK不倫ドラマ 「 セカンドバージン 」 のあっぱれな結末。

 ベタな不倫展開が圧倒的な面白さをかもし出していた、天下のNHKテレビドラマ、

     shine「セカンドバージン」shineが、ついに最終回を迎えました…!

   
 NHK特有の、見事な序盤の引き込み。ベタベタな熟女と青年の不倫展開。怖い若妻役の深キョン!

 ああ、面白かった。。。
 まさかNHK様が、不倫ドラマをやるとは。
 最近では『バクマン』(マンガ家めざす中学生のドリーミーな話。少年ジャンプ連載)のアニメもやってるし。
 正義のサラリーマンを育てるNHK様の所業とは思えぬな。

 と、いうのもこのドラマ、セカンドバージン。
 なぜ面白かったのか、結末まで見てあらためて考えてみた。
 思いっきりベタな展開、ねちっこいメロドラマど真ん中、というだけではない。
 そこには、女性から見た『不倫』というものへのアンチテーゼが、鮮やかに描かれていた! の、ダ…!

   
 まず、主人公の美熟女、鈴木京香。
 若いヤリ手青年との恋に溺れながら、愛だけをたよりに、彼を信じて強く生きるキャリアウーマン。

 そして相手役、金融王子と世間からもてはやされ、若く可愛い妻がいながらも、美熟女との恋に溺れていく青年実業(?)家。

 で、その妻深キョン。
 可愛い顔して、夫の愛のなさに気づき、やがて不倫を知って、2人の仲をギッタギタに切り裂く。

 この立派なトライアングル構造は、面白さの基本である。

   
 そしてここからは、不倫に対する三者三様の運命である。
 まず、現実(リアル)を考えてみよう。
 不倫をする男は、不倫相手との恋に燃えながらも、妻と家庭と社会的地位は、絶対に手放そうとはしない。
 そして不倫相手の女からは甘い蜜を吸い、妻を裏切りつづける。
 不道徳な輩である。許しがたき“一人勝ちの立場”である。

 そして不倫相手の女。
 いい顔をする男を信じ続け、最後には傷つき捨てられる運命にある。“かわいそうな立場”である。

 不倫されている妻も不幸である。
 信じている夫に、外で女を作られている。これまた“かわいそうな立場”である。

   
 そこで、今回のドラマ「セカンドバージン」だが、これのいいところは、その立場をまったく逆転した作りにしてしまったことだ。
 不倫をする男は、不倫相手との恋に燃えながら、妻と家庭と社会的地位を失い、最後は異国で放浪の末、銃で撃たれて地に倒れる。“かわいそうな立場”である。

 そして不倫相手の女。
 最後まで男を信じ続け、愛され続けた。最後は男を失うが、誇りをもって、キャリアウーマンとして強くいきていく。“勝ちの立場”である。

 不倫された妻。
 不倫した男を、まさしく地の果てまでおいつめてブッ殺し、自分は平然と新しい人生を生きている。“勝ちの立場”である。

 つまりこのドラマは、実際にはありえない、不倫関係の男女の立場の逆転を行うことで、視聴者層である大多数の女性に、大いなるカタルシスを与えたのだ。

   
 元来女性は、自らが性的に蹂躙されることを何よりも嫌っている。ボーイズラブに走る腐女子なんかも、その発露だ。
 嫌っているということは、長い歴史の中で幾度も蹂躙されてきた、またはそう感じたという遺伝子の記憶が、根強く残っているのだろう。
 だから正直、不倫をするような男は、どうか地位も名誉も全て失い、地の果てで這いつくばって、一人で死ねばいいと、半ば本気で思っている。
 女性は恋愛期間を終えれば、過去の男などは、さっぱり忘れることも可能だ。不倫男は百害あって一利なしである。

 その女性の本質が、見事に映像化された作品が、このドラマ、「セカンドバージン」であった。
 NHKの功績を讃えたい。と同時に、自分の持つ女性としての怒りが、人間として悲しくもある。

 最終回で、女たちは新しい仕事を、新しい恋を、新しい生き方を見つけて、力強く羽ばたいていった。
 この結末は、女の生命力の強さへの、賛美にあふれていた。

 男は死に、
 女は甦る。

 そんな時代だ。 

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女子がドラマに求めるもの

 ちかごろ、よく会社の同い年トモダチと、女子の集いを行っている。
 ただ、長居できるごはん屋で、とりとめもなく何時間も語り合う会である。

 これぞOLって感じよね☆
 このまったり感が女のストレス解消なのよ。ウン。

 そこで、もうすぐ新春クールのドラマが始まると言うことで、

「どんなドラマが好きで、見たいと思う~?」

 となんとな~く訊いてみた。すると、

「「え~、やっぱイケメ~ン♪○○クン超カッコイイ~」」

 と2人の声が重なって、
 ズコッ、ときた。
 彼女らは、

「あのチャラそうな感じがいい!」
「なんかキラキラしてるよなぁshine

 と、イケメン○○が、いかにカッコよく見えるか、について語りだした。
 いや、てゆーか…内容は?

「えー? イケメン出るんやったら 恋愛かな」
「じゃ イケメンなかったら?」

 どうしてもイケメンから外したい私。

「んー、推理もの? 犯人誰か捜していくやつ!
あいつちゃう? いやこいつが怪しい! みたいな☆」

 あ、意外とフツーだ。も1人のイケメン派にも訊くと、

「あたし、ライアーゲームみたいな、ああいうのすごい好きーheart

 あー、あー、とみんな反論のない、うなづき。
 で、それまで黙っていたコに訊くと、

「海外ドラマ!!」

 と、海外モノがいかにハマるかについて、アツく語りだした。
 「24」「LOST」「●●●●●」(←わすれた)などを挙げて、
 とにかく「め~っちゃおもろい!」と、日本も韓流も、メじゃないかんじだった。

 で、あたしは? と訊かれたので、

「う~ん、人間ドラマ、かなぁ」みたいな、ストーリーの根幹的なことを答える。と、

 フーン、と、みんな的を射てないような反応だった。
 え、おかしい、かな…。と一人不安な私。

 みんなそんな、人間の追究とか、真のドラマ性とか、深いとこまで求めてるんじゃなくて、も少し軽い楽しみを求めているんだなぁ。
 一に、イケメン。
 二に、めくるめく謎のストーリー。
 といったところかな。
 これまた勉強になるひとときでした。cafe

 いやいや、作り手に回ると、理屈っぽい構造ばっかりにとらわれてイカン。
 それを知りながらも、みんなの求める、イケメンとか、ワクワクする謎とか、恋愛とか、海外とか? の楽しみを与えていかないと、真のエンターテイメントとはいえないんだなぁ。

 ふふふ…、あい、わかった。
 おまいらをドキドキさせてやるぜっ!good(イケメン風)

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M-i:2 不可能な任務、お安い御用 !!

 トム・クルーズに似てると言われたことがある。

 目の色だけ。

 こないだテレビの日曜洋画劇場で、『ミッション・インポッシブル2』がやっていたので、久しぶりに見た。
 中学生のころ、クラスの男子に「目の色が似てる」と言われて、初めてその俳優の存在を知り、見たら(カッコエエや~ん、)とお母さんと共にハマッて、主演映画のビデオをレンタルで見まくった、トムクル。
 久々に見たトムクルは、当時もはや三十路だったにも関わらず、やはりカッコよかった。
相手役のヒロインも、(独特の色香があるいい女~)と思い、のちに、あれはアンジェリーナ・ジョリーだったと勘違いしてたほどの、エキゾチック・セクシャル(ほんとは、タンディ・ニュートン)。
 まさに娯楽大作だった。

 いつも思うのだが、アクション映画は、フツーなら死んでいるであろうシーンが多すぎる。何度もある。この映画なんか、トムクルが最初のロッククライミングするシーンの段階で、ホンマならすでに死んどる。映画-完-。

 で、極秘任務命令の後、通信機械は数秒で爆破。
 そのお約束の命令どおり、「美女と」(=ここで謎めいた美女でなければならない)接触。その場所はパーティー。
 ホールで行われるダンスのさなか、2人(イケメンと美女)は、目と目を合わせ、ロミオとジュリエットのごとく(古きオリビア・ハッセーの映画バージョン風)出会う。
 泥棒シーンでは、ありえねえだろ!とゆうエロい妄想のごとき、バスタブの中での「仕方ない」からみを見せ、期待を持たせる別れ方。
 「私を捕まえてごらんなさい」で始まるカーチェイスは、お互いの腕のよさを見せ合い、砂浜でアハハハ♪ウフフフ♪というよりはちょっとスリリングな追いかけっこの末、敗者を助ける形で捕獲。
 崖から落ちそうな車の上で抱き合いながら、
「で、私に話したいことってなぁに?」
「手間ひまかけた方がいい?」
「じれったいわ」ムチュ~kissmark(←ここも、んなことしてたら死ぬぞのシーンの1つ)
 ここで手間ひまかけて見せてもらいたいところだが、そうしていては物語が進まないのでイッキにラブラブへ。

 そして真の敵が出てきて、物語は佳境へ。しかもそいつはトムクルの影武者だった今や裏切者で、その昔はなんと美女とデキていた!という設定。その美女を、上からの命令で敵の元へ送り込むことになる!
 危険な任務、激しい嫉妬!
 ああ2人の愛は、不可能な任務は遂行できるのか! ベンベン
 そしてめくるめくアクション、ピンチ、アクションアクション、最後は男同士の殴り合いじゃぁ!

 イケメンを絵にしたような奴が出てきて、とっておきの美女がきらびやかに出てくる。しゃーなしからラブラブになって手を組む。で、悪者かつ3角関係の「敵」が出てくる、と。(キホンだね)
 まあこっちがハラハラ見ながらずっと追ってるのは、世界の平和よりも、こいつらの関係がどうなるのかなのだけど(人によって見るところはさまざまだろうが)、それだけでここまで、最後まで視聴者の興味を引っぱるのはスゴい。

 もうなんか、全てがカッコイイ。てか、カッコつけ。
 カッコつけ、お約束、男のマロン、女の理想、トムクルの塊のような映画。
 だが見てしまうんだなぁ。現実から切り離された中で、カッコよさにフゥ~♪と酔って。
 ありえなくてもいいのだ。だってこれは、不可能な任務という、有り難い映画movie

 これも「面白い」というひとつの形である。

 バカバカし~noteキャッキャッ て、楽しみたくない

   

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メトロに乗って

 見ましてん映画、『メトロに乗って』。 

 涙(T-T)ドッハーーーー

 マーマがオススメやというんで、ツタヤ半額日に借りてきた。けど正直、マーマ世代には、おセンチな感情を沸き立たせてイイんかもしれんけど、あたしにはどうかな~って思ってたり。

 そもそも、あたしはツタヤ半額日を狙って、映画DVDを借りようと目論んでいた。
 小説教室で習った、映画見て→文章表現考えて→原作本読む、のお勉強をするために。そしたらちょーーど、この映画の原作は本で、しかも直木賞作家の新人賞受賞作だった。

 見たら良かったよ~~うおうおう。crying

 親の気持ちになって考えてみようよ、って話だ。
 タイムスリップモノかよ~よくある話だ。って思ってたら、ほんとによくある話で、過去に行って、死の近い絶縁状態の親に会ったら、その人柄や、苦労や、思いや、親は何だかんだで子供のことを愛してる、ってことを知る話だった。
 親子モノは昔から弱いんだよ~~。
 あ~お母さんになったら、子供に絵本読んであげたり、お弁当作ってあげたり、優しくなでこなでこしてあげようっと思った。(が、小説家の先生は独身が多い……果たして結婚できるのか)
 なぜかぐしぐし泣きながら掃除機をかけ、気合いを入れて晩御飯を作った。
 とりあえずもう2~3回見てから原作本読もうっと。
 構成としては、『バックトゥザフューチャー』のシリアス版かと。仕掛け伏線の面白さとかも。
 こっちは恋人の女の子がエッセンスになってるけどね。まだまだ見るとこいっぱいあるぞ。

 ちなみに他洋画のDVDも借りたんだけど、こっちも洗濯物とかしながら見ようとしたら、なんと、日本語吹き替えモードがなかった! んで、セリフよー聞こえず。部屋片付けてからまたゆっくり見よう。

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