恋愛

挑め! モテる女のファンタスティック

 世の中にはモテる女というものがいる。

 見た目のいい女、とは別種である。

 彼女らはいたって普通に身の回りの男達からモテまくる。しかし決して自分がモテることに「うん」と言わない。(いやたまに言う人もいるけど) そうして多くの男達の求愛を受け止め、流し、軽やかに去っていくのだ。

 見た目はほんとに、関係ないという事例を、私は間近で多く見てきた。

 何という芸当だろうか。
 そんな多くの男達からの求愛を拒んで、よく無事でいられたものだ。愛と憎しみの欲望をぶつけられ、変死するのではないか。また周りの女達から嫉妬と軽蔑の眼を向けられ、社会で生きる道を無くすのではないか。ああぁ、考えるだけで恐ろしい!!
 ところが上手くやってしまうのだな。モテる女達は。
 罪悪感がないから。普通だと思ってるから。慣れてるから? 特に何も考えてないから?
 その資質については未知数である。

 まず皆を納得させる魅力が不可欠である。それは愛くるしい振舞いであったり、物凄くいい人であったり。見た目の美しさ・・・もあるけどね。
 然るに彼女らは全く遠慮することなく自らの魅力を発散しているのだと思う。そのスカッと感がむしろ気持ちいい。魅力的なカンジだ。→好きになる。という構造だろう。
 だからどことなくズルい感じもする。けれどその人の本質的な魅力には抗えない。人はそれを小悪魔と呼ぶ、こともある。残酷な天使のように。我儘で、マイペースで、自分を大切にしている?

 まて、そう考えると、女性は誰でもモテる女になれるのではないか? そう選択していないだけで。
 だってその人だけの個性的な魅力なんて、誰でもあるから。みんな持っているじゃないか。

 ここでモテる女を科学する。

 あるマンガにあったのは、
――美しく(モテて)ても、それをさらりと受け止められる強さを持つことです、
とあった。

 なるほど、誰でもそうなれるのならば、
 いっそ私もモテてみようか!

 ・・・いや、リスクが大きすぎる。恐ろしくて仕方ない。そこまでしてモテたくない。と甘んじる。この世で究極愛するたった1人だけにモテたい、というのは、我儘なのでしょうか。
 そんな雑多な事態を受け止めれる程の大きさを持つからこそ、彼女らはモテるのだろう。
 はあ、モテ・・・たくないけど、モテれる程の強さを持ちたい。。
 モテることはきっと、自由だ。

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