心と体

ブレイクタイム

 さて、このたび絵の学校にも入りました。
 ココ→http://happy.ap.teacup.com/sakugeki/ 写真も載ったヨ。

 自分でティーン向け小説の、「絵」も描きたいから、ってゆーことで、これでまた1歩夢に近づいたかなと。
 会社帰りに週2で寄れて、近場でよいです。

 何歳になっても、学ぶことは止めらんないよね。最近頭よくなったかも!?
 こないだ教育番組でやってた、『東大VS京大スペシャル』のクイズの答えがかなりわかって、あたしもしかして頭ええんちゃ~ん、と思ってるあたり、非常に頭の悪いこさっぺです。

 小説の教室はすでに行ってるんだけど、この『マンガ教室』でも小説書きの授業があったので、参加してみた。
 すると、・・・

 いや、もちろん全員シロウトだよ?
 でもこれはさ、もうちょっとこう、小説のカタチをしてくれないと、読むにもちょっと困難が・・・
 とゆー、カンジ。
 いやー、あたしが元から通ってる方の小説教室って、レベル高かった(?)んだなぁ。と再認識。
 ずっといると麻痺してわかんなくなるんだけど、SF書きにしても、オタク書きにしても、世界観や客観性の深みが違うというか・・・うぅ~ん。
 その、前からの小説教室には、あたしが(勝手に)ライバル視してる人が3人いて、ししまるさんという技量豊かなお姐さまと、戦線離脱中のT塚さんというハイな人と、ニワトリのおじさまとゆう科学者がいるんだけど、(ちなみにニワトリのおじさまは、最近インフルエンザにかからないニワトリを作ったので、メディアに発表したいらしい。ブタも作れるらしい)
 「ライバル視してるんですけど」とニワトリのおじさまに言ったら、「はっはっはっ」と笑われたchickコケーッ!! 下に見られとるぞっ!(つまり上がいるのだ)

 引きかえ、NEW教室の方では、私は今のところお姉さんキャラ!!(おう!久々だ) メンバーがティーンと若いのもあるけど。
 NEW教室が悪いというわけじゃないんだよ?sweat01 みんながんばってるし。そういうのより、何か、
   
 こさっぺ蛙、大海を知る、とゆう感じ。
   
 上下のレベルが知れて、自分がどのへんにいるのかわかるという。
 むしろ勉強になりました。非常に。
   
 スッキリ言っちゃうと、ヘタからも学ぶことあり!shine コレだ!good いいぢゃん、これからみんなで上手くなろうぜ。

   
 でも、こさっぺは最近、新たな壁にぶち当たっている。

 文章と絵を練習し続ければ、プロになれるメドがたってきた。
 仕事は楽しいし、自分の力を存分に発揮できて、仲間や居場所もできた。
 人に対して心を開けるようになった。ちょっとずつだけど、人を信じられるから、自信もできたし、もう幸せだし、満たされている。
 だったらなぜ小説を書くんだろう? 不安に駆られて「これしかない」って感情はもはやない。

 ハートheart03ブレイキング。

 そんな時、やっぱり曲を聴いてしまう。音楽はいいね。
YUI ♪again http://pv6pvnewspv6pv.blog102.fc2.com/blog-entry-1910.html
 こんな時だから、YUIの心情がすごくわかってしまう。無難になんて やっられないから~ぁぁ~ 帰る場所も~ないの♪(あるけど、引き返せやしねえ)

コブクロ ♪虹 http://www.youtube.com/watch?v=0m4UVBOtM7I&feature=related
 でもって、コブクロの詩のように、目指してた光の中にいるから、わからなくなってるのかも。とも思う。

 う~ん。
 歌手にもなりたいなぁ。(さいきん「対象を想定して伝える」練習のために、観葉植物に向かって歌を熱唱している。枯れるなよ)

 なんて思いながら、シンキングタイム・・・cafe

 くそう、逃げてなんかやるもんか。根性だけは負けないぞ。
 壁をガスガスぶち破っていくぞ!doorshine

 

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がんばれ、男

 こさっぺは最近ルンルン幸せに生活している。

 何かごっつええことがあったわけではなくて、ただいろいろあったわだかまりもフッ飛んで、一段明るいステージに移行した感じ。
 その最後の“わだかまり”が、先週、高山の寺でひいた風邪だった。

 仕事中、こさっぺは悩んでいた。
 熱やダルさが高まり、机で突っ伏しながら、
 なんで風邪ばっかひくんだろう。長引いて治らないし。。元気になろうと思ったけど、ダメなのかなぁ。あたしは不幸な星の下に生まれたんだウワアァン
 と。

 で、帰りし、家から最寄りの、かかりつけの病院に行った。
「また来たの!」
 と、開業医の先生は言った。最近月一で来てるじゃん、と。
 なんでこんなに風邪ひくんですかねぇと訊くと、まあ疲れてるんでしょうね、とアッサリ言われ、
「じゃあ、点滴打っとく?」
 どうする? と訊かれ、お願いします、と力強く言った。

 その日は病院もかなりご盛況――つまり患者が多く、明らかに風邪をひいているらしい人たちが、多く待合いソファに座っていた。

 こさっぺさん~と呼ばれて点滴室に入ると、おっと、今日は先客アリ。
 いつもとは違うベッドで横になって、針を打ってもらう。
 今日の看護婦さんは新顔らしくて、ちょっぴり手間取りながら一生懸命点滴を打ってくれる。液の落とすスピード速めてもいいですか? と訊かれるが、あんまり速くても怖いので、そこそこにしてもらう。
 こさっぺは大人しく本を読んで、ベッドで横になっていた。

 そこへ、点滴室に先生がやってくる。看護婦さんと話をし始めた。
「今日あと○○人来るから。大丈夫? なんかあったら手伝いに来るから、呼んでな」
 と看護婦さんに言い置いて、診察室に戻っていく足音。
 なるほど、今日はやっぱり風邪ひきさんが多いらしい。

 そこへ、点滴室の扉がガラガラ開いて、次の客がやってきた。
 看護婦さんが誘導して、あたしの隣のベッドに座る。
 寝転べばいいのに、「いや、いいです」と制して、座る。声は若い男性のようだ。
「いや、座ったままで。あ、スピードはマックスで。いつもそうなんで」
 とか看護婦さんに言ってる。

 おお、これは紳士。病院の客はけを気遣って、なるべく早く終わらせ、サッと出ようという心掛けなのか。カッコイイではないか。
 と、思っていたら……

 「いや、もっと速くでいけます。ええ、お願いします。針の角度が……いや、こうじゃなくて、こっちの方が速く入るかも。こうかな? この角度が……」
 やけにこだわっている。
 看護婦さんが、優しい子猫のような声で、頑張って応対する。
「あ、こっちですねー。はい、これで入りますかぁ? あ、もっと、こう、こう…… これで早くなりますね~」
「いや、でも、針がね、こうした方が……」
「はい……痛くないですかぁ? こっちの、腕をこうして……」
「あ、でも、ここが……」
 おい、会話がささやき声で、若干エロく聞こえるぞ。
 ていうかお前、看護婦さんに喋って、触ってもらいたいだけだろ!

 こさっぺがうんざり寝ころんでいると、今度は、待合室でもゲェッホゴォッホうるさかったオッサンが入ってきた。
 遠くのベッドから、看護婦さんの細い声と、うるさいほど咳をしまくる大声が、響いてくる。
 これがまた、いやな菌を撒き散らすような、だみ声を張り上げた咳である。
 ていうか、そんな風邪ひいてるんですアピールせんでも、みんな病院来とんねんから風邪ひいとるわ!

 と、隣のお兄さんから、か細い声が上がった。
「すいません~」また看護婦さんを呼ぶ。
「痛いんですけど」
「あっ、また針の角度が……スピード速かったですかねえ、」
「いえ、なんか針が上手く……なんとかして、痛い、痛い……」
 とまた問答を始める。
 おいっ! 自分でそうしてって言ったんだろうがっ! 
 イチャモンつけるんやったら、最初から看護婦さんのやりやすいようにさせんかっ! そした何の問題も起こらんわ。 迷惑をかけずに、サッと出ていく、それが紳士っつーもんじゃないのかっ。

 遠くでは、いやな気を撒き散らしていたオッサンの咳声も、いつのまに眠ったのか、静か~になっていた。
 隣のお兄さんは「痛い~……痛い~……」と弱々しく唸っている。

 も~~(怒)
 騒ぐなっ! かまってもらいたい坊やが!
 点滴ぐらい静かに受けられんのかっ!
 針がなんだっ、ちょっと皮膚に刺すだけじゃないかっ。
 血がどうしたっ、そんなもん、穴空けるねんからちょっとぐらい出るわい。
 ただでさえ混んでて大変だっていうのに、看護婦さんの手をわずらわすなっ!
 むしろ気遣いを見せるのが、大人のオトコじゃないのかっ!

 そういえばこないだ、小説講座で、最近の男の傾向について講義があった。
 なんでも、最近のライトノベルのターゲットとなるべき若い男は、
『成長なんてしたくない』、らしい。
 曰く、『自分から何も動かないで、ありのままの子供の自分を、可愛い女の子たちに愛してもらいたい』らしい。
 日本、終わった。死ね!
 と、作家の五代○う先生は言った。全く同感である。
 努力をしろ! 仕事しろ! せめて身なりを整えろっ!
 最近の日本の若者(男)は軟弱になった、というけれど、まさかここまでとは。
 こちとら、人類の未来まで考えて、日夜努力(大げさ)しているというのに、なんでこんな男たちに求められなあかんのだ!
 それにくらべたら、「点滴のスピード、マックスでお願いします」と最初強がった男性の方が、まだマシってもんだ。たとえ最後に「痛いよ~」と泣いていたとしても!
 そうだ、強がることが、男の頑張りなのかもしれない。

 ……ていうか、男性のみんな、もしかして、強がってます? 弱いところは、隠そうとしてる?
 そう考えると、いろいろ思い起こすに、合点のいくことが多い。
 ああ、そういうこと。あの人も、この人も、そっか、あー、はいはいはい……。
 てね。

 男はたぶん、もしかして、弱いのだ。
 だから、男の子は強いのよっ、頑張って! と言わなあかん。
 ケツ叩いてばっかいるのもナンなので、いいことも言っとこう。
 あたし、頑張ってる人が好きよ。無条件で。応援したくなる。だから会社でチアガールもしているのだ。ただ踊りたいだけという説もあるけど。

 だから頑張れ男! 未来の日本を背負うのだ!
 弱いからこそ頑張る。その姿がカッコイイのじゃないか。

 ~~んなこと考えながら、毛布の中でモゾモゾして、待つこと数十分。
 (隣の男性の元には、先生が飛んできて、事なきをえていた)

 ていうか点滴したら、あたし風邪治ったわ。
 なんか、しっかり生きていこう、と思った。
 シャッキリと起き上がって、看護婦さんにお礼を言い、薬を受け取って、こさっぺは病院を後にしたのだった……。

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断執~だんしゅう~修業マニア

 こさっぺは特殊能力型人間である。
 ジャンルは芸術系である。絵画とか、歌、舞、劇作、映像美、演技、芸ごとなど、芸術世界の神髄においては、そんじょそこらの奴には負けない自信がある。

 が、それは世間においては何の役にも立たない能力であったり、またあるところでは物凄く珍重される能力であったりする。
 たとえば銀行では、事務能力に優れた、仕事のできるバリバリの女性がいいけど、私は、広報部門においてのみ、絵とか映像制作とかの特殊能力(文章とかの、と言いきれないとこが悲しい)を花開かせることができる、みたいな。
 もうそろそろ、芸の道を、とことん極めてみてもいい頃だ。

 というか、変な話、全然関係ないんだけど、
 今まで、「若い女の子なんだから色々いっぱい恋しなさいよ、恋人の1人くらい作りなさいよ、早く結婚しなさいよ、……」
 という、強迫観念にも似たプレッシャーを受け続けてきた。
 世間一般の観念や、愛する友たち、そして母親から!
 言うたら、普通の人間でいろよ、みたいな。。 世間一般の道筋をたどれよ、みたいな。。さ☆

 でも私は、作家になりたいモードと、普通の女の子モードを上手に切り替えられるほど、器用じゃないのよねん。(キッパリ!)
 てゆーか作家になりたいモードのままで、女の子でありたい。

 あえて言う。
 綺麗な+女性であってもいいし、男がいなくてもいいのだ。

 ようやく自信を持って、大声で言える。

 本気で取り組む時があってもいいじゃない。

 人生には、集中してやらねばならん時があるのだ!

 それが、のちの成功につながるのだ。
 そうすることが、自分を大切にすることだと思う。
 (よって今、ナルシスト推進期間中+)

 今を逃しては、修養の世界に入り込むチャンスはない予感がする。
 ダラダラと会社を続けて、何となく結婚(え、できるの?)、子供を叱りとばす大阪のおばちゃんになる気がする。
 今が正念場、脇目もふらず猪突猛進に、頑張るべき時なのだ。
 今は修行の時だ。山寺の僧侶だって、一切の我欲を捨てて、心身の修養に励むではないか。(お稚児もいたけど)

 とはいえ、凄まじいまでの男性へのシャットダウンはいけないと(長年怖キャラを続けてようやく)気づいたので、
 店覗きこまれたら「開いてますよ~」くらいにしとこうと思う。
 まったくの色気も女も捨てて、ミソっかすになっては困る。(高校の頃執筆中は、女子としては味噌汁の底のカスだった)
 色を残して執を残さず!
 これ女人(あま)修行の極意なり!
 執は、すなわち悩み、怒り、恨み、誤魔化し、騙し、妬み、疑い、驕り、逆上せ、落込み、……である。これらの煩悩は、正しい心の働きを、妨げるものとされる。(by薬師寺秘書)
 それらを断って、修行に励む! それが解脱への道、物語の神が下りてキタ━(゚∀゚)━!!への筋道なのだ。
 女も磨き、技も磨くぞ! そして人間を磨いて上げるのだ!

 でも、すっごいイイ男に、「なんだ、今は考えてないんですね」と言われたら、「いや~~ちょっと待って、考えてるし考えてるし考えてるし」と、3回くらい言うかもしれない。(難しいところだ)

 人と違った能力を持って生まれたからには、それを世間に生かす使命がある。
 私の場合、世間一般と同じことをしていてはダメだ。なんせ特殊だからネ。
 てゆーか何事にも修行するのが好きなのだ。たぶん。ドラゴンボールのゴクウぐらい。
「おう、修行マニアでいこうぜ!」
 自分の特殊な技能を磨き上げて、世間一般サマに奉仕することができたら、それってすっごくステキなことだと思わない?

 てなわけで、みんな、一緒にがんばろうよshine

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キャラ替えしようか

 衣替えの季節でつね。

 というわけで、行ってきました京都、東寺&伏見稲荷。
 お母さんと伏見の山を歩き、美味なうどんを食って「これが幸せだなあ~」と実感。
 自分探しの旅とゆうやつです。まず私にはそれが必要なようで。

 というか、最近体調や心調(?)を崩したりもして、長年続けてきた自分のキャラに、無理がでてきた。ような気がする。
 かといって自分を変えようもないんだけど、もう一度芯から自分の真の姿と向き合い、表現テーマを抽出し、自らの要素を整理し、組み換え、創生せねばならん。
 てなわけで、ここでキャラクター作りから練り直してみようと思う。ちょっとした小説のキャラを作るより、ずいぶん難しい。
「果たして自分は何者であるのか?」

 こういう時は、子供の頃の自分を振り返るのが、いいらしい。

 私の人生最大のモテ期は、小学校1、2年だったと断言できる。
 こさっぺはその昔、大人しく、上品で、絵や字や文章の才も長けて(ほかより早熟な子供であった)、成績も優秀、スポーツも万能、見目も人生で一番可愛らしい色白幼女であった。

 いやいや笑うところではないぞっ。そのころは男子から非常にモテ、常に何組の誰それはこさっぺさんが好き、このクラスのあいつもこいつもこさっぺさんが好き、と、笑けずにはいられない状況だったのだ。
 そして、本当に笑ってなどいられなかった。
 こさっぺは非常に気の弱い少女だった。今もそうだが。(←え) ので、男子にはいじめられる対象となった。女子にもいじめられた。
 当時の年齢の男の子たちというものは、好意の表現手段は”いじめ”であることが、往々にしてある。そりゃあもう、毎日水筒やら消しゴムを盗まれたり、帰り道では集団で追いかけられたり、プールの時間にパンツを盗まれたり、教室で格闘したりで(それでなぜ大人しい子と思われていたのかは未だに謎だが)、ひどかった。単に面白がっていた、餓鬼の男子もいたかもしれない。
 しかもその時期、ちょうど『クレヨンしんちゃん』なるアニメが始まっており、野原しんのすけが幼い男子たちに与えた高度ないじめテクの、その被害たるや尋常ではなかった。
 クレヨンしんちゃんのモノマネをしながら、変な踊りを繰り返し、迫ってくる男子・・・。
 「ぞ~うさんぞ~うさん」を歌いながら、檀上で股間のガネーシャをプラプラと振る男子・・・。
 クレヨンしんちゃんがテレビの中でぞうさんをふりふりしていなければ、当時は単細胞な幼い男子たちのこと、そんな思いきった行為は思いもつかなかったろうに。

 こさっぺのモテたくない症候群は、この頃のトラウマも絶対、ある。
 が、男子は何だかんだで好いてくれているが、問題なのは女子で、女子社会ピラミッドとの折り合いは難しく、「女の嫉妬ほど怖いものはない」というトラウマも、この頃発達した、かもしれない。
 モテる=いじめられる&嫉妬される というイヤなトラウマ図式が・・・。
 なまじ、みんながガキんちょの頃にモテ期が来たから、いかんのだ。普通の女子のように、女として花咲く頃にモテ期が来ていたら、男性諸君ももう大人だし、楽しいモテモテライフ(何じゃそりゃ)を送れていたかもしれないのに。

 で、男子から投げられた棒で危険なケガをしたり、ある男子の、好きな子の名前を言ってしまって、相当なプレッシャーといじめを受けた時。
 心弱いお嬢ちゃんはブチ切れた。

「てンめ~M村ァ~! 何しよんじゃコルr(巻舌)ラァ!!!」

 すさまじく腹の底から轟くような、低い大声。きたない播州弁での罵詈雑言。追い詰められた人間の、別人格の出現、突然の大変貌に、みんなはビビッていた。
 その哀れな男子とは、クラス全員を味方につけての全面戦争に突入し、凄まじい口ゲンカや乱闘をしまくった。ああ可哀相に、これが可憐な少女の、自己防衛の手段である。
 大人しい女の子が何じゃそりゃ! 変に夢見てちょっかい出して来んじゃねえぞ! 私を好きと言っていた男子が1人消え、2人消えていった・・・。が、私は非常にスカッとしていた。

 今の私のキャラは、この時からの延長である。
 強く、明るく、面白く。男っぽくてちょっとお下劣。
 見た目と正反対の性格、と言われるのは、そのためかもしれない。
 が、それにもやはり無理が出てきた。こさっぺはやっぱり心弱い、ネガティブな子であるのだ。

 さて、こさっぺには、いらいらして仕方ないキャラがいる。
 超有名ゲーム『ときめきメモリアル』の“詩織ちゃん”である。
 これは言わずと知れた恋愛シミュレーションゲームで、出会った女の子たちの中で、好みの女の子たちをゲットしていくとゆう、男の妄想パラダイスワールドだ。
 その中で最上級、可愛くて何でもできて、性格もオールマイティの、男性の憧れを具現化したようなキャラが、詩織ちゃん、なのである。
 髪も服も何もかもピンクって、何だよ! →私は昔ピンクピンクしていた。
 好きな音楽はクラシックって、今時そんな女子いるかよ! →私はクラシックが好きである。
 こんなの、男の理想を形にした、偶像だろ! →私は偶像として見られていた。たぶん。
 要するに、自分のキライな部分、否定して生きてきた部分が、詩織ちゃんに投影されているのだ。
 そして思う。「こんなやつ、いるわけ、ない」。

 そして、最近読んだ本で、ショックなことがある。
 氷室冴子のエッセイ本である。
 氷室冴子とは、私が夢見るコバルト文庫の作家で、かなり感性にフィットする、尊敬し目指すべき作家なのだ。
 その憧れの作家が、ガンガンにお酒飲んでたり、妻子ある男と遊んで「アタシはそれで楽しいからいいのよ」と言っているのを見て、

 あ、氷室冴子、不倫とかするんだ・・・。
 へぇ・・・。
 そうなんだ・・・。

 ショボーン。

 と、自分がやってしまったかのごとく、ショックを受けた。
 私はそういうの、受け付けないらしい。無理だ、と思う。

 友達にも、
「お酒くらい飲みなよ」とか、
「こさっぺさんはもっと遊んだ方がいいよ」とか言われるけど、
(おお、そうなのか!?)
 と思ってやってみようとすると、一瞬にして無理と悟った。
 つまり、向いてないのだ。(人を汚そうとしおってからに~! ナンテネ)

 と、いうわけで、今回私のキャラを、
「気が弱いゆえに大人しい、お上品な女の子である」と仮定する。
 お育ちよろしく、才気ある可憐な関西女子・・・。
 夢見がちで好奇心旺盛、行動はちょっと突飛だけど、容姿端麗、成績優秀、七転八倒(?)
 でもちょっぴりナルシストの自覚もあ・り・よheart
 神経過敏で繊細な女の子は、まるで牝馬のように。(←競馬ファンしかわからん表現)
 もしかしたらもしかしたら。本当は純粋で、清らかな心を持っているのかもしれない。(人間はみんなそうだが)
 と、いうキャラ。は、どうだろう。
 う~ん。やっぱり何か違う気がする・・・。てか大人しくないし。七転び八起きですから。

 私の小5の大変貌は、すさまじいまでの男子へのシャットダウンと、女子への媚びでもあった。ただ強くなりたかったのかも。
 こんなこと言ったら女子に嫌われるかもしれない、なんて、もう思ってやらないぞ。
 色んな大人のケイケンしなきゃいけない、とも思わない。
 私はお酒やタバコや男遊び、普通に人が楽しむ「娯楽」をしない、清廉潔白な女子なんです!
 あたしゃインテリ坊ちゃんと、シャッキリ美女銀行員から生まれた、箱入り嬢ちゃんだぜ文句あっか!

 と、言うことが重要なのかもしれない。
 イマドキじゃない古風な女子でもいいじゃないか。誰も貰ってくれなかったら、いい筋に頼んで良家とお見合いさせてもらうさ。
 単に、強気になればいいんかもなぁ。どこに強気をもつかが問題なのだけど・・・。

 強く明るい面白男キャラよりも、
 清く、正しく、美しく。
 が、いいのかもしれない。
 だが、人格形成の年頃とされる思春期に、強固に我を張ってワハハとやってきた私としては、その頃の美学とか、形式で見られることの拒絶とか、何でもやりの芸人魂が染み込んでいるので、もうそれは戻せないものと思われる。
 だから、「自分の中のそういう面も意識してみる」、というのでまずはよろしいかと。要、観察。
 てか、どっちも本当の自分なんじゃない? とも思うよね。難しいですね、本当の自分を探すって。

 ただ、大人しい少女だろうと、コワい爆裂娘だろうと、芸術創作だけは、ずっとやってきた。
 それだけは私の中で唯一確かなものだから、あの輝く星に向かって走れ! ト、私は作家になりたいと思う。なので、

 清く、正しく、美しく。&面白く。
 が、いいのかもしれない。

 とりあえず、また『ときめきメモリアル』で、詩織ちゃんをゲットしてみながら考えようと思う。やっぱり、自分を好きにならなきゃね。
 でも詩織ちゃんにこっぴどくフられたら、キライになるかもしれない。
 こンの、男の虚像の可愛い子ブリっ娘が~!

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お坊さまのお告げ ~ I must go KYOTO

 ~これは心弱い新入職員が、天下の大先生にお会いする、奇跡の記録である~

 神職かつお坊さまの先生に、こさっぺは観てもらった。
 今度会社のカウンセラーとして招かれた、ご高名な先生である。

 こさっぺは最近元気がなかったのである。
 体力がもたず体調崩れたままで、行きたかった行事にはことごとく行けず、風邪などもひきまくりで、元がネガなため精神もまいってくるし、もうだめぽ。。(:▽;) となっていた。

 そんな矢先に、救世主は現われたのである。
 カウンセラーのササヤ先生。
 彼は会社の運動会で、相談係のトップとして、開会式にみんなの前で紹介されていた。
 風邪をおして出場していた私は、リレー出場の列に並んで座りながら、「これだ」と思った。
 出会った瞬間こう思った人というのは、ハズれなくご縁があるのだ。

 こさっぺはさっそく次の日、oh人事にTELして、「病んでるんですけどどうしたら観てもらえますか」と調べてもらった。
 すると、今度正式に会社にお迎えする際に、挨拶の席で人事のT理事からお願いしてもらえることになった。
 ホッとして仕事をしていると、再び人事の指導役さんから電話が。
「料金あるんだけど知ってる?」
「いえ」
「1時間1万円なんよ」

 なんと、相談事というのは慈善事業ではないのか。世の中そこまでせちがらくなっていたのかあぁぁ……。
 あまりのことに、電話口に大声で聞き返してしまって、近くにいた上司のアニキ主任やOかちょも、どうしたん、と振り返った。
 いやしかし、1か月1万円生活に挑戦する人もいるというのに、これは高い、高すぎるぞ。
 こさっぺは縮こまるようにお断りして、静かに受話器を置いた。
 そして仕事の日常に戻った。
 が。
 ここで引き返してしまっていいものだろうか。あの時の直観は何だったのだ。これはするべきして起こっていることではないのか!?
 こさっぺはもう一度受話器を取った。
「あの~。30分で、半額の5000円でいけませんか?」
 そういうことになった。

 数日して、また人事の指導役さんから電話があった。
 理事から先生にお頼みする際に、どんな事柄で相談するのが、大まかな内容を教えておいて欲しいというのだ。こさっぺは電話をもらってすぐ、すぐ上の7階の、人事部のフロアに行った。
 指導役さんは、先生に伝えるだけの、どんな方向性の話なのかだけ教えてほしいと言ったけど、自身でも話を聞いてくれるつもりだったのだろう。フロアの隅っこにある、小さな応接室に通された。
 話しているうちにガン泣きして(←ヤバい)心情を訴えたあと、優しい指導役さんのお陰で、そういうことで理事からハンガク(5000円)のお願いをしてもらえることになった。

 さらに数日後、何だか私も理事と一緒に行くことになった。
 場所はおなじみT国ホテル。
「明日の3時、理事と一緒に出発だから」
 と言われ、ハイッ! と姿勢を正した。すると、
「で、お金なんだけどね。理事長さんが、会社から出してくれるって」
「え」
 タダ……。
 何と、1万円の出費も身を切る思いで覚悟していたのが、まさかのフリーパス!
 しかも 理 事 長 さんのおはからいで!!
 理事長とは、企業のトップで、誰からも恐れ敬われる、皇帝のようにエラい御方なのである!!
 エライことになってきたぁぁ! と言いつつも心は有頂天。
 上司から所属長、Gム部の理事までお伺いをたてて、
「明日新しいカウンセラーの先生に(タダで)観てもらうため、T国ホテルに行ってきます」
 ということになった。

 当日、理事と一緒に車で行くハズが、急遽こちらは後から行くことになった。こさっぺはお金がないので(タクシーなど乗らず)、駅からてくてく歩いてT国ホテルに向かっていた。
 時間前には余裕を持って着いて、約束通り理事のケータイに電話し、中央のロビーから、12階のホテルの部屋に上がろうとすると……
 受付の前に、ハタ、と。
 椅子に深々と腰かけた、理事長さんがいるではないか!!
 天上の世界の御方が、こんなとこに!
 こさっぺは急いで近づき、何度もお礼をして、感謝の言葉を延べまくった。
 両脇を知人らしい奥方や娘さんに囲まれていた理事長は、ああ、あんたか、と今回の相談者の正体がわかったらしく、こいこいと手招きをした。
 奥様っぽいマダームも、歓迎の声を上げて私を呼んだ。
 こさっぺは、どどどうしようと戸惑いながらも、「座りいや」という理事長の言葉に、奥方が理事長側のイスに座ってさあさあと進めるので、ここは飛び込まねばと、恐れ多くも奥方の譲ってくれたイスに座った。
 理事がケータイで「5分後に部屋まで上がってきて」と言った時間まで、あと少しある。こさっぺは理事長とマダームな奥方と、身の上話などを始めた。
 やれ兄弟はいるのかとか、出身高校はどこだとか、所属はどこだとか何の仕事をしてるんだとか。
 行事でナレーションやチアもやっているだろうと言われて、はいと言うと、「そんな快活やのに何で悩むんや、男か」と笑う理事長。
 いやー、明るく見られるんですけどそのウラではネクラで。。と言うと奥方が、「わかる、無理して明るく見せてしまうことってあるわよねぇ~」と非常に共感した相槌を打ってくれる。
 最後、実はその部屋は16階だと訂正までしてくれて、奥方などは上に行くエレベーターまで案内してくれた。
 みんなが恐れて陰で恐怖像のように言う理事長とその奥さんも、気のいい大阪のおっちゃんと、あったかいおばちゃんといった感じだった。

 そして理事とカウンセラーの先生がいる部屋へ向かう。
 ピンポーン♪ とふつうの音が鳴るインターホンを押すと、理事とササヤ先生が、一緒になって出てきた。とりあえず部屋の中に入れてもらって挨拶したものの、理事はまだ話し足りないようで、ちょっと話してから紹介され、あとは2人残されて、理事は会社に帰って行った。

 さて。カウンセリングは始まった。
 まず名前や生年月日を書き出して、出身地や家族構成などを聞かれるところから始まった。先生はさすが、慣れていらっしゃる感じで、よどみなく話し進められていく。
 するりと、こさっぺが朝体が重く、なかなか起きづらいこと、低血圧なことを当てられた。
 こさっぺが芸術系の大学に行き、今の仕事でも志していることを言うと、「それはあなたにとってとても大事なことですね」と、確信をもって言われた。
 その通りである。こさっぺはその業と仕事の業、プライベートな業との折り合いに悩んでいたのだ。
 でも、どれを取ってどれを捨てるとかじゃなく、こさっぺには「全部必要」らしい。
 が、それには元気が足りないみたい。この心身共に病みがちなのも、重要な問題なのだ。
 こさっぺは大きなもの(?)を持っているから、人より社会で生きにくく、疲れやすいのだと言う。
 で、その元気を得るには、お寺や神社に行くといいらしい。確かに寺社仏閣は好きだけども、こさっぺの場合、自分のご縁に繋がる神様は、京都の東寺と、伏見稲荷がいいらしい。そういう、霊験のある神様の元に行くのが、元気の源だと言うのだ。
 だまされたつもりで行ってごらん、と言うので、行ってみることにする。
 京都はこないだ行けなかったところで、何を隠そう、ちょうどガイドブックも買ってあるのだ。
 先生はジャンジャンと数珠を鳴らし、お経までよんでくれた。

 そしてこさっぺは最後に、思い切って「私作家になりたいんですけど」と言ってみた。
 会社の職員なのにそんなことを、と怒られるかと思ったら、それは、「しなきゃいけないこと」らしい。元気さえあれば仕事も、芸術活動も、個人としての生活もがんばれるよ、と。
 その前にまず自分を確立しなきゃならん。そうしたら自然にすべてができてくるらしい。
 その自分さがしが難しいんだけどなぁ。まあ、自分を大切にしようってことだな。

 ササヤ先生は最後に手作りのお守りを送ったげるよと約束して、部屋からこさっぺを見送ってくれた。30分とちょっとの、対談だった。

 次の日、こさっぺは会社の風習にならって、3階の理事長室の前に並んだ。
 理事長に何かほどこしを頂いたあとは、こうやって部屋の前に立って待ち(まあ出待ちってやつだ)、理事長が来たと同時にすさまじい勢いで挨拶し、お礼の言葉を申し出なければならない。なぜなら理事長は歩くのがめちゃくちゃ速く、大声でまくしたてるように挨拶しないと全部言いきれないのだ。
 30分ほど待って、昨日お世話になった人事のT理事や、秘書課のおじさまT室長、他各所属の理事や長たちが、階段からぞろぞろとやって来て、理事長を待ち構えた。
 そして、階段をのぼって理事長が登場。
 みんなが一斉に深々とお辞儀し挨拶を延べる中、こさっぺは1歩進み出た。
「おはようございますっ。さくじつはありがとうございました」
 理事長は目をとめ、じっと見つめてから、
「ああ、(今までキミの存在を)知らんかったわ」
 すたすたと歩いて行く。お偉方たちも一斉に動く。こさっぺはおコトバを頂戴した上(普通はただ目もくれず早足で通り過ぎて行くのだ)、追いかけるのに必死になって、言うべき言葉がうまく出てこない。
「あの……おかげさまで、元気をいただけました。ありがとうございました」
 すると理事長は何か言いたげに、扉の前で足をとめて振り返った。
「あの~、昨日、あのあと先生と食事してな、『あの子、エエ子やし、大丈夫そうや』て言うとったわ」
 エエッ!
 ササヤ先生は理事長に~、何て印象のいいことを言ってくれたんだぁ~shine
 そうそう、こさっぺは善良な小市民なのだ。そうか、大丈夫なのか。
「あぁ、ホンマですか、ありがとうございますっ、頑張ります!」
 深々とお礼をする。理事長は納得したようで、何か(よう聞こえんかった)言い置いて理事長室に入って行った。
 人事のT理事も通り際にオッケ! サインを出して、こさっぺはめでたく、Gム部のフロアに戻って行った。

 まことにありがたい出来事であった。
 何だか、色んな人の優しさが身にしみた。
 カウンセラーとして話を聞いて、元気になるアドバイスをくれたササヤ先生も、
 それに引き合わせてくれた、人事の理事や、事前に事情を聞いてくれた相談役さんも、
 かかりつけの病院で、開業医のやさしい先生が、点滴で元気づけてくれたのも、
 旅行に行くはずだった仲間で、企画者の子が、心配して気遣ったメールをくれたのも、
 心配してお昼に一緒に誘ってくれた、別フロアの電話交換士さんと元秘書のお姉さんも、激弱なこさっぺに本当にやさしくしてくれたし、
 理事長一家も(あとであれはファミリーであったと知った)すごくなごやかに助けてくれたし、
 同フロアの上司たちも心配してくれた。

 何だか、病んでいると、いろんな人が心配もしてくれて、みんな本当に優しくて、ここまでしてくれることがうれしくて、癒された気がする。
 みんなヤサ(T-T)シイ。人のおかげで生かされてるんだなぁ。
 何てみんなやさしくて、いい人なんだろう。ありがとう、みんな大好きよheart01

 とまあ、「自分のことを小説風に書いてみなさい」とササヤ先生が言ったので、さっそくここで実践してみたんだけどね。
 やっぱり、こさっぺは前から『企業の相談役のカウンセラー』というものに非常に興味があった。自分も職業としてちょっとなりたいと思っていたし、できるものなら、お会いしてみたいと思っていたのだ。
 これも何かのご縁。人は縁の中で、育まれて生きているのだ。有り難き、感謝すべきこと。
 というわけで、京都、行きます。

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ホースセラピー

 今日、テレビのドキュメンタリーで、馬のことがやっていた。

   サイトウ乗馬苑
   http://www.saitou-umaclub.com/

 特集は、身体の障害を持つ人が、馬に乗ることで癒されていく、乗馬が医学的にもリハビリの役にたつ、そんな療法を、がんばって広めようとする人がいる、というものだった。
 私も将来、自分や身の周りの人がもしそんな障害を持ったら、馬と触れ合うセラピーをしようと思った。

 10年近い昔、競走馬のドキュメンタリーで、スペシャルウィークを見た時のことを思い出した。
 テレビを見ていると、時にこんな出会いがあるのでどきりとする。

   
 馬はとても臆病で、とても高貴で、筋の強さが張りつめていて、そして脆く優しい。
 その中に宿る、強く純粋な魂がある。
horseshine

 彼には確固たる意志があって、その静かな思慮をもって走りつづけていたのだと思う。
 たぶんあたしは中3の時、テレビのドキュメンタリーでスペシャルウィークが走るのを見た時、その魂に惚れたのだと思う。

   
 ちなみに、今も部屋の傍らにはスペちゃんぬいぐるみがあって、抱っこするととってもいい癒しになってくれる。      

 そんな私のホースセラピーhorse

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見た目と中身

 価値観を変える時が来た。

 こさっぺは今まで悩んでいた。
   文 章 の 技 術 って ナ ニ・・・?
 と。
 あたしは今まで、文章の技術というものがわからなかったのだ。上手いって何? どれがみんなの褒め称えるやつなの?
 でも、思えば本当は、心の奥のどこかで、文章の技術の上手さ、を、わかりたくなかったのかもしれない。

 あたしはずっと、外面よりも中身が大事だと思ってきた。
 見た目よりも人間性。金よりも愛。技術よりも真理。絵柄よりもストーリー。文章教室でやった簡単な心理テストですら、“物語重視型人間”と出たほどだ。
 表面的な技巧や上手さなんて、そんなの関係ない。条件や見目、数値重視など愚の骨頂。心震わせる、熱いハートがあればいい。

 でも。
 やっぱり1つだけじゃダメだ。
 あたしは外面的なことを、世の中の金や権力に執着する卑しい風潮に怯えて、極端に嫌い過ぎていたのかもしれない。それを拒むのが美徳だと思って。在ると知っていて否定していたんだ。

 思えば仕事でもそうだった。
 小説に関係ないこんな事務的な作業ばかりして、どうだというんだろう。毎日同じ事の繰り返し、無意味なんじゃないかって。社会的な組織のしくみを知ろうと思って就職したハズなのに。

 表面だけでも、中身だけでも、完全な立体、3Dの現実じゃない。
 1つに偏るのは、片方に何らかのトラウマがあって、極度に拒絶反応してしまってるだけだ。そうすることで抗議している。心が歪んで、現実を素直に、健全に受け入れられなくなってるんだ。

 だから、技術や現実能力も、必要だと思った。
 見た目と中身、どっちも大事なんだって。
 理屈では前から知っていたけど、感情で理解った。でも、やっぱりあたしは中身の方が大事。4:6くらいで、ということにしておこう。

 今は頑張る修行の時だ。地に足つけて。夢から現実に降り立って。
 現実や、文章の技術、社会での仕事、地道な努力を続けること。
 結婚できないかもしれないから、定職に就いて経済力と安定を持っておく。結婚できるかもしれないから、料理や家事全般、経済観念を身につける。
 頑張って、頑張って、頑張って、小説の選考委員や、将来の旦那様に選ばれるような、最上級の人間になるんだ。
 自分を磨くために生まれてきたんだから。自分に能力があれば、それを社会に生かすのが使命なんだから。

 今日、大学の友達とティーをしていて、社会に出て頑張っていて偉いと言って貰えた。
 苦手なことも、根性でやり続ければ出来るようになるって。あたしは頑張ってるって、自信をくれたから。
 ありがとう、カナちゃん♥

 今日のテーマ♪↓   (青空のナミダ)なんとなく。Youtube好っきゃな~
http://www.youtube.com/watch?v=MX3_NxxpuQI&feature=related
  
  

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