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競馬場の愉怪談!?

 本日の東京競馬場、世界の一流馬を集める国際G1レース、ジャパンカップにて。

 きゃあああ! ブエナきたああぁ!!

 スゴい、父スペちゃんの伝説再来だあ! 秋の古馬王道制覇!!

↓その映像
http://www.youtube.com/watch?v=z_SsRTh5gZ8

 と思ったのに……

 降 着 って ど う い う こ と!!

 審議する者も、まじで空気嫁!

 国際的、世界注目のG1レースよ? 父スペちゃんと娘ブエナの親子制覇の歴史的瞬間よ? そんでブエナビスタのあの神がかり的強さ! 天馬のごとき神々しさ! 素晴らしい勝ちっぷり!
 牝馬にして最強、凱旋門2着馬もなんのその、世界をねじ伏せた圧倒的走りの前に、よ?

 進路うんぬんで降着って、
 あんなもん進路がどうなろうと、脚色でどう見てもブエナ1人次元の違う勝ちやったやんけ! 
 それを……あの強さをみんなが見た後で、G1未勝利馬の繰り上がり勝ちって……。
 ああ、世界に誇るべき国際G1、ジャパンカップの格が問われるね。
 勝ったローズキングダム陣営も、そりゃあ後味わるいわな。正々堂々勝って、胸に誇りたかっただろうに。
 JRAも、目先のしょーもない利益?とか考えてないで、競馬界の盛り上げとか、グローバルな視野で考えたらどうなの!
 んなせせこませせこま、決まりだからこうですねーオレタチタダシイ、じゃなくて、目の前の真理を見てみろよって話だ。あ~ちょ~気分盛り下がる~gawk

   

   

 とまあ、今日のところはこのくらいにして……(鼻息が荒くなってしまった)
 つまらんので、競馬場でバイトしていた頃などを思い出してみる。
 こさっぺは大阪芸人大学に通っていたころ、馬好きが高じて、競馬場へバイトにいっていた。

 馬に近づきたい一心だったのだが、仕事は馬券売機の前で、マークシートをうまく書けないおじさんや、競馬場内でトイレをさがす人を案内したり、あとたまに馬主用エレベーターに乗ってエレベーターガールをする、場内警備員だった。
 当時隆盛を誇ったタケユタカが目の前をひゅーんと普通に通っていったり、京都放送やフジ系列の中継車が止まって、映像機材をいじっているのを、興味深く眺めていた。(こさっぺは映像学科だったのだ)

 が、このバイトを志願して来た人の中には、私のように、馬好きが高じた人も多々いたのである。
 その中に、とても競馬の裏事情に詳しい……だけでなく、とても霊感の強い女の人がいた。
 彼女とは「馬好きに悪い人はいない」の信念のもと、とても仲良くなって、競馬のイベントや、栗東トレセン見学なんかも連れて行ってもらったりしていたのだが、ある日、バイトの休憩時間中に、突拍子もないことを言い出した。

「さっきさぁ、3階の券売機の下のところで、座り込んでうずくまってる霊がいてさあ」

 えっ、券売機の下に霊!?

 見間違いではないかと思った。だって競馬場の中では、いたるところに競馬新聞を敷いて床にすわっているオッサンがいるし、霊のように虚ろでぼんやりしている人もめずらしくないからだ。
 だが彼女はハッキリと「違う」と言った。

「そこで、お客さんの中にも霊見える人がいてね、2人で盛り上がったんだ! あそこ、いますよね、黒い服着て、うずくまってますよねって。同じの見えてたんだ☆ 他の人は見えてなかったみたいだけど」

 いや、そんなきゃぴきゃぴ話すこと……なのか?
 こさっぺは自分の常識が崩壊していくのを感じながら、それ以上の好奇心に駆られ、チャンスとばかりに、霊が見えることについて聞いてみた。

「うん、普段から、よくいるよ~」

 彼女はこともなげに言ってのける。

「競馬場の中にもよくいるしー。道端でも、向こうから歩いてきたりとか、部屋の中で上見たら、浮かんでこっち見てたりとか。でも、別に何もしてこないよ? なんか慣れてるから、あーまたいるいるって感じ」

 ……聞けば聞くほど、こさっぺには彼女の話が、どうしても嘘には思えなかった。それほどリアリティーというか、実感が感じられる。そうか、霊が見える人っていうのは、こんな感じなのか、と新鮮な驚きがあった。何より「怖くない」というのが驚きであった。
 しかも、「馬好きに悪い人はいない」のである。彼女はともかく馬とおしゃべりが好きな、善良なお姉さんであった。
 こさっぺはそれまで信じていなかった、「霊」の存在を信じざるをえなかった。そして理解すると同時に、恐ろしさも手をはなれて、ふわふわ消えていくようだった。

 後に、こさっぺは「スピリチュアリズム」にハマッて、色々本を読んだり、「見える人」の話を聞くうちに、理解した。
 そうか、「霊」がいるのはフツーのことなんだ。別に怖くも何ともない。
 彼らを怖いと思うのはむしろ、人間至上主義の傲慢にすぎないのではないか?
 なぜ霊を悪者にし、怖れる必要がある? 人間こそ最も怖ろしいものだというのに。明らかに勝利を褒め称えられるべき馬を、敗者に追い落とすこともできるのに。
 そういえば、よく夜中に金縛りで彼らにお目見えすることはあるが、「もう、邪魔!」と思いこそすれ、死ぬほど怖いと思ったことはない。

 馬の霊にお会いしたことはないけれど……
 でもそうだな、もし死んで、天にのぼる時なんかは、天馬の霊が来てくれたらいいなheart01 なんて思ったりするのである。

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コメント

だから、怪異蒐集家としては、霊感あるという人の話はおもしろくないんです。
怖がってないから。

でも怪異はあるみたいよーっ。
世の中おもしろい!

投稿: 塾長 | 2010年11月29日 (月) 12時22分

うほっ! 塾長……!

怪異のかたまりのような人がこんなところにshadow

う~ん、たしかに霊は怖くないけど、怪異が起こるのはイヤかも。。
でもきっと、普段から起こってるけど、見過ごしまくってるような気はします。

おもしろいことに、人間見たいものしか目に入らないようにできてますものnote

投稿: こさっぺ | 2010年11月29日 (月) 21時11分

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